トヨタ自動運転技術が優れていると提灯する自動車評論家

トヨタ自動運転技術が優れていると提灯する記事に違和感を覚えましたので、反論記事を書きます。

【訂正版】タイムズのカーシェアと提携するトヨタの狙い

www.itmedia.co.jp/business/articles/1804/30/news009.html
www.itmedia.co.jp/business/articles/1710/30/news019.html

【筆者より】
先週掲載した記事に対して、18年4月27日にトヨタ自動車から事実誤認の指摘がありました。
同記事は、トヨタ製の通信機能付きドライブレコーダー「TransLog」がJPN TAXIに標準搭載され、すでに稼働しているとの認識で書かれておりますが、実際にはTransLogのJPN TAXIへの搭載は、18年4月27日現在事務レベルでの調整中です。また同システムによる情報収集についてはタクシー会社との合意が必要であり、TransLogの搭載は、現時点では旧型タクシー車両での500台の実証実験に限定されております。
これは昨年10月のJPN TAXIの初お目見えである「JPN TAXI発進式」取材の折にトヨタが「未来ビジョン」として説明した技術を、筆者がJPN TAXIによって実現されると誤認したことによるものです。
先週の記事は多くの読者に読まれており、すでに掲載から時間が経過しているため、今から記事に訂正を加えても、多くの読者の方々に不正確な情報をお伝えしたことの訂正として不十分であると考え、筆者がITmedia ビジネスオンライン編集部に訂正記事の再掲載を願い出て了解を得、本記事を改めて掲載していただくこととしました。
多くの読者の皆さまに不正確な情報を提供し、関係各所の皆さまにご迷惑をお掛けしたことについて深くお詫び申し上げます。

そもそも、この記事はテスラやグーグル、ウーバーの自動運転技術に対して、「トヨタの方が進んでいると言いたい」ための提灯記事の究極とも言えるところが本事の原点であると言えます。
マツダの提灯、鈴木の提灯、トヨタの提灯記事などに見られるように部分的な小さな事象を切り取って「全体論として優れていると語ってしまう傾向」があるようです。
特にガラパゴスした日本車事情を認めたくないのか、マイナー技術を賛美しずぎる所も誤った記事が多くなる要因です。
そもそもITmediaは、自動車の有識者を一切抱えておらず、記事をノーチェックで掲載している点に問題と思われます。(今回のような訂正記事に繋がっている)

トヨタは自動運転技術で進んでいる説

トヨタは、Uberの死亡事故を受けて、自社の自動運転車の公道テストを休止したとのこと。
実際の事故車両は、ボルボの様子。
https://jp.techcrunch.com/2018/03/21/2018-03-20-toyota-pauses-automated-driving-testing-on-u-s-roads-following-uber-accident/

Toyotaは、Uberの自動運転テスト車が歩行者の死亡事故を起こしたことを受けて、同社の自動運転システム‘Chauffeur’のアメリカにおける公道試験を一時停止する。

というニュースが3月に流れたばかりです。
トヨタの提灯記事も時期を誤ると提灯度合いに拍車が掛かってしまいます。

タクシーやレンタカーが集めたデータやドライブレコーダーのデータは、自動運転技術の精度を上げることには全くに役立たないでしょう。
自動運転は、今起きている状況を瞬時に判断することが必要なのです。
過去のデータ蓄積など、全く役に立たないといっても良いでしょう。

プロドライバーだろうと素人だろうと、「よそ見運転」「居眠り運転」「痴呆老人の信号無視」などをリスクを回避するのが自動運転の目的なのです。
もちろん、現時点では一般道をまともに走行するレベルすら達していない状況です。

トヨタの取り組みは、他メーカーも行っている複数のデータとシームレスに繋がる各種データ統合の一環に過ぎません。
これは、トヨタだけが進んでいるわけではないのです。

各社オンラインサービスの実態

モバイルデータ通信回線を通してのインターネットサービス、リアルタイムの相互通信コネクテッドサービスの状況です。

トヨタの「T-Connect」

通信料が一定期間後有料化がデメリット

  • 内蔵AIコンピュータの応答による目的地設定
  • 目的地や天気・交通情報のアナウンス
  • 直接オペレーターの対応サービスあり

日産の「Nissan Connect」

10年間パケット通信料が無料

  • 情報チャンネル
  • オペレーターコールサービス
  • googleアプリとの連携(メール、カレンダー)
  • スマホアプリと車との連動サービス

ホンダの「Internavi」

通信料無料、モバイルデータ通信ナビとしては一番歴史が長く、装着台数も圧倒的。

  • インターナビ装着車からのデータ収集結果を元にサーバーでルート探索。最適な結果を車載カーナビに送信
  • ETC料金にも対応
  • 気象・防災情報
  • 各種情報のメール通知

マツダの「コネクテッド」

データ通信サービスなし。

メルセデス、BMWの「コネクテッド」

BMWは、3年間はデータ通信無料。
サービス内容は、日本車と同等レベル。

まとめ

コネクテッドサービスについては、ホンダが先行導入と完全無料化を一足早く実施しています。
一般ユーザーの装着比率から言ってもビッグデータは自動車メーカーとしても先行していると言えます。

ttp://www.itmedia.co.jp/business/articles/1710/30/news019.html

その点でも池田直渡氏の記事は、完全に提灯レベルになっていると言えます。
どうして、定点的な内容にも関わらず全体論として語ってしまうのでしょうか?
少なくとも国内ではトヨタよりもホンダが先進的なのです。

世界的レベルで言えば、グーグルナビのアプリから自動収集しているために、自動車メーカーとはデータ収集量で圧倒的な差が付いていると言えます。

池田直渡氏
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