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ディーラー下取りで損する理由(クロス売買とV字売買)

査定君
査定君

ディーラー下取りは損な理由として、クロス売買とV字売買という方法を解説します。

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ディーラー下取りが損な理由

愛車買取よりも下取りが有利・・・という説もあります。

・「値引き額」にこだわる客には、下取り額を下げて、値引き額アップ
・「下取り額」にこだわる客には、値引き額を下げて、下取り額をアップ

どちらもトータルでの支払総額は変わらないトリックだったのです。
「下取り査定額」と「値引き額」を見積もり書に記載して、他店ディーラーと競合させれば一発で見抜かれます。

クロス売買って何?

クロス売買とは従来の売買方法です。
ディーラーや中古車店で車を購入し、そのお店に愛車を下取りするという方法です。

業界用語で「クロス売買」と呼ばれています。

V字売買って何?

V字売買とは、購入したお店とは別のお店に車を売る方法です。

従来、愛車の売買といえば、ディーラーに下取りする方法が、ほぼ8割を占めていました。
しかし、買い取り専門店の登場やインターネットの一般化により、愛車を売る形態が多様化してきたのです。

ディーラーや中古車店からの購入 → ユーザー → 買取店へ愛車を買取査定
という形の売買形態を「V字売買」と呼ぶようになりました。

過去、新車値引きについては、系列ディーラーや他メーカーと競合させることで、値引きアップ競う手法は、昔から行われていました。
ただ、大切な愛車は、ディーラーや中古車店の言い値で下取りされていたのです。
下取り部分は言い値であり、ユーザーに交渉の余地や手段が無かったことが原因です。

しかし、1990年代から買取専門店というユーザーと中古車流通業者の仲介役が登場することで「V字売買」の形態が増えてきました。

今後は、愛車の「クロス売買からV字売買へ」流通量も変化していくと予想されます。

V字売買という愛車の売却方法

新車購入や買い替え時、次の愛車選定に関心事が移ってしまっています。

しかし、大切に乗った愛車を高く売ることで予算や購入計画も変わってくるかもしれません。

そのためにも愛車を高く買い取ってもらうための方法を考えてみましょう。

現在の愛車売却の方法は下記になります。

  • 個人売買
  • オークション
  • ディーラーや中古車店での下取り
  • 買取店への持ち込み
  • インターネット一括査定

個人売買

「個人売買」といえば、昔で言えば雑誌の売買コーナーを覚えている方はいらっしゃるでしょうか。
個人情報を掲示する必要性から、最近ではほとんど無くなりつつあります。

ネットの売買掲示板もこれにあたります。
メールで直接やり取りする方法です。パーツ売買とは異なり自動車の売買となると面倒な手続が伴い、初心者にはハードルが高いです。

オークション

最近でいえば、「オークション」となりますね。一般的にはヤフオクへの出品となります。出品者も購入者も売買リスクを抱えています。
直接、購入者へ売るため、一番高く売れる可能性もありますが、オークションのリスクは高く、おすすめできません。

ディーラーや中古車店での下取り

現在の利用率が高いのが「ディーラーや中古車店での下取り」です。
現在、8割以上の方が「下取り」で愛車を売却しているようです。
ただ、前述のように「V字売買」により、そのまま愛車を下取りするケースは低下傾向となります。

買取店への持ち込み

1990年代から街中でも中古車買取の看板を掲げる専門店や中古車店が増えてきました。
他業種からの参入もあり、近所にもお店が増えて利用した方もいるでしょう。

一店舗で査定しただけでは、ディーラーや中古車店での下取りと変わらず、その査定額の妥当性がわかりません。
そのため、近所にある買取店・数店に持ち込んで比較する手法もありますが、大手店を含めて愛車を持ち込むのは非常に手間と時間がかかります。

インターネット一括査定

それでも、買取専門店を数店を時間を掛けて回り、査定額を数十万円もアップさせる達人もいました。
しかし、インターネットの登場により、自宅に居ながらにして一括無料査定が出来るようになったことで、わざわざ足で稼いで店舗を回る必要もなくなったのです。

V字買取のメリット

ディーラーに下取りすれば、手続きも簡単ですが、言い値で下取りされてしまうため、場合によっては数十万円も損をしていた事にユーザーは気付いてしまったのです。
もう「下取り」を選ぶ方は少ないでしょう。
例えば3年落ちのキレイな車であれば、ネットで無料一括査定で数万円~数十万円も変わってくるケースもあるのですから。