
「オイル交換って、結局どこが安くて安心なのか」。
車を所有していると、誰もが一度は感じる疑問です。特にオートバックスとイエローハットは全国どこにでもあり、価格も分かりやすそうに見える一方で、実際に支払う金額は車種や使い方で大きく変わります。
2026年1月時点の一般的な価格帯をもとに、ホンダ フィットとマツダ CX-5を例にしたオイル交換費用を、できるだけ現実的な条件でシミュレーションします。さらに、通勤中心か週末ドライブ中心かといった使い方の違いによる考え方、店舗選びのコツも丁寧に整理しました。
オイル交換費用は「車種 × 使い方」で決まる
オイル交換の価格は、単純に「オイル代+工賃」だけではありません。実際には、以下の要素が絡み合って決まります。
- 必要なオイル量(エンジン排気量・設計)
- オイルの種類(全合成・部分合成・PBオイルなど)
- オイルフィルター交換の有無
- 会員制度・メンテナンスパックの有無
- 交換頻度(年1回か、年2回か)
まずは、フィットとCX-5という性格の異なる2台で、どの程度の差が出るのかを見ていきましょう。
【車種別】オイル量と前提条件
| 車種 | 想定エンジン | オイル量(目安) | 推奨粘度例 |
|---|---|---|---|
| ホンダ フィット | 1.3L / 1.5L NA | 約3.0〜3.3L | 0W-20 |
| マツダ CX-5 | 2.0L / 2.5L / ディーゼル | 約4.8〜5.5L | 0W-20 / 5W-30 |
この時点で分かる通り、CX-5はフィットよりもオイル量が1.5L以上多いため、同じ店・同じ銘柄を選んでも価格が上がりやすくなります。
【2026年基準】オートバックス・イエローハットの料金体系
イエローハットの特徴
- オイル交換工賃は比較的低め
- 年間数百円のメンテナンスパックで工賃が無料になる
- 量り売り対応店舗が多く、無駄が出にくい
オートバックスの特徴
- PB(プライベートブランド)から有名メーカー品まで選択肢が広い
- 会員ランク制で工賃やポイント還元が変わる
- SUV・輸入車・指定オイルへの対応力が高い
【価格シミュレーション】フィットの場合
| 内容 | イエローハット | オートバックス |
|---|---|---|
| エンジンオイル(全合成) | 約3,000〜3,500円 | 約4,000〜5,000円 |
| オイル交換工賃 | 約550円 (パック加入で0円) |
約1,000〜2,000円 |
| オイルフィルター | 約1,000〜1,500円 | 約1,000〜2,000円 |
| 合計(オイルのみ) | 約4,000〜5,000円 | 約5,000〜7,000円 |
| 合計(オイル+フィルター) | 約6,000〜8,000円 | 約7,000〜10,000円 |
フィットはオイル量が少なく、エンジン特性も穏やかなため、イエローハット+メンテナンスパックの組み合わせでかなり安定したコストに収まります。
【価格シミュレーション】CX-5の場合
| 内容 | イエローハット | オートバックス |
|---|---|---|
| エンジンオイル(全合成) | 約4,000〜6,000円 | 約5,000〜7,000円 |
| オイル交換工賃 | 約550円 (パック加入で0円) |
約1,000〜2,000円 |
| オイルフィルター | 約1,500〜2,000円 | 約1,500〜2,500円 |
| 合計(オイルのみ) | 約5,000〜7,000円 | 約6,000〜9,000円 |
| 合計(オイル+フィルター) | 約7,500〜10,000円 | 約8,500〜12,000円 |
CX-5は車重があり、高速道路や長距離移動でエンジンに負荷がかかりやすい車です。そのため、オイルの品質を優先したい人ほど、オートバックスを選ぶケースが増えます。
通勤メイン・週末ドライブ別の考え方
| 使い方 | おすすめ店舗 | 理由 |
|---|---|---|
| 通勤中心(短距離・渋滞多) | イエローハット | 交換頻度が上がりやすく、工賃無料の恩恵が大きい |
| 通勤+週末ドライブ | どちらも可 | 価格重視ならイエローハット、安心感重視ならオートバックス |
| 週末ロングドライブ中心 | オートバックス | オイル銘柄の選択肢が多く、車種特性に合わせやすい |
よくある質問(FAQ)
Q. 本当にディーラーより安い?
一般的な国産車であれば、オートバックスやイエローハットの方が2,000〜4,000円ほど安くなるケースが多いです。ただし、指定オイルが厳しい車種では差が縮まることもあります。
Q. 安いオイルを選んでも大丈夫?
通勤や街乗りが中心で、定期的に交換しているなら問題になりにくいです。交換間隔を延ばしたい場合や、高速走行が多い場合は、全合成オイルを選ぶと安心感が高まります。
Q. フィルターは毎回交換すべき?
理想は毎回交換です。費用を抑えたい場合でも、少なくとも2回に1回は交換しておくとエンジン内部の汚れを溜めにくくなります。
まとめ
フィットとCX-5で比較すると、オイル交換費用の差は「車格そのもの」が大きく影響します。その上で、どこで交換するかは価格重視か、選択肢と安心感重視かで自然と答えが分かれます。
・コストを抑えつつ、こまめに交換したいならイエローハット
・車に合わせたオイルを選びたい、長距離走行が多いならオートバックス
どちらが正解というよりも、自分の車と使い方に合った選択が、結果的にエンジン寿命と維持費のバランスを良くしてくれます。この記事が、その判断材料になれば幸いです。

