スポンサーリンク

ベストカーの信憑性とガセの実態とは?

査定君
査定君

ネット上、ベストカー信憑性に疑問を持つ声が見られました。CG予想図で「答え合わせ」は可能なのでしょうか。ガセ嘘ばかりなのか、独自の分析、洞察の内容を解説します。

スポンサーリンク

ベストカー「正式発表前の予想図」

昔はイラストでディテールも酷かったのですが、最近はCGになり、予想画像のクオリティも上がってきました。海外CGの引用もあり、見た目のクオリティは上がっています。
しかし、各メーカーのユーザーや有識者が見れば、最新トレンドをキッチリ押さえていないなど、詰めの甘さが散見されるようです。

  • 蓋を開ければ、発売されない車が多数
  • 編集者の好み、偏った願望が数多くあり
  • それに釣られて本気で信じてしまい、ネットに書き込む信者を多数発生

あくまで「東スポレベル」という、ネット上の回答例がいいところを突いていると思います。読者としては、実現性はさておき、ワクワクしながらベストカー誌に掲載されたCG予想図を楽しむのが正解でしょう。

ベストカー「マツダ製直6をクラウンに積む?」

クラウンにマツダのエンジンを搭載するという記事が載りました。FRの直列6気筒を開発中のマツダですが、トヨタのクラウンに供与するというトンデモ記事です。この内容見ただけで、マツダファンの記者が空想レベルで書いていると推察します。そして、この記事を信じた読者が平然とネットに書き込みます。大手誌は、影響力の大きさを考慮し、信憑性の無い記事は載せるべきではありません。ただ、世論の反響を狙った過大広告の裏もある可能性も否定できません。

マツダ直6中止が妥当、高級化路線は失敗か

ベストカー「特定メーカーの賛美があるのか?」

編集者によって、特定メーカーに対しての思い入れ、忖度があるようです。
特にクラウンのマツダ製直6エンジン搭載の話は、非常にわかりやすい例です。

ベストカー「ホンダ1.5L FRスポーツ2013/9/10」

結果、未発売に終わってますが、当時は表示に掲載の記事

  • トヨタ150万のクーペに対抗
  • ビートとは別の本格オープン

ベストカー「ホンダS2000復活2014/6/26」

結果、未発売に終わってますが、当時は表示に掲載の記事

  • ホンダS2000復活
  • 2リッターターボのミドシップスポーツ
  • 速さはNSXに匹敵
  • 登場は2016年後半
  • 価格は400万円前後

ベストカー 予想CG 答え合わせ

海外サイト・スクープ写真の焼き直し

風呂敷模様の海外サイト・スクープ写真をベースに、そのボディラインからCGを起こすケースです。一定リアルな写真ベースなので、全くの空想CGとはならず、市販化状態に近いリアルさを兼ね備えています。ネットのスクープ写真とのイメージ補完に役立ちますね。

モビリティショーの後が凄い

コンセプトカーと市販化直前モデルは、完成度が全く異なります。
しかし、コンセプトカーをCGで加工し、「間もなく市販化のような記事」に仕上げてしまいます。

最新モデルと空想を「ニコイチCG」

各メーカーでニューモデルが登場し、新しいデザイントレンドの造形が見られる場合があるでしょう。特徴的なデザイントレンドをベースに既存モデルとニューモデルの「ニコイチCG」が数多く作成されています。一見、完成度が高く見えるものの、現行オーナーやニューモデルをよく見ると安易なニコイチであることが分かります。ほぼ、ハズレのCGが多いです

内部漏洩の写真をCG化

  • メーカー関係者しか立入禁止の場所で撮影されたと思われる写真
  • ロシアなど特定国からの漏洩
  • サイトのセキュリティ不足、CM撮影場所からのリーク

以前は、このような写真が登場することもありましたが、頻度は減少しています。
現在では、CGにより出所をマスキング・カモフラージュすることも簡単に出来るようになりましたので、昔と変わらない可能性もあります。既存モデルとは異なる妙なディテールの細かさが表現されているので、信憑性が高いと判断できます。

担当者の願望CG

もはや、担当者の趣味が入ったCGです。
編集部でも低評価となりそうな、カッコ悪い仕上がりが散見されます。

レベルの低い空想CG

  • メーカー固有のデザイントレンドすら知らないような、有り得ないボディラインで描かれたCG
  • 海外サイトで転がっている画像をそのままパクったような、安易なCG
  • 渦巻き模様、風呂敷模様のスクープ写真が出ているにも関わらず、ググればわかる最新スクープ写真のディテールすら反映していない調査不足CG

メーカー固有の車種に詳しい有識者が見れば、瞬殺されそうなCG画像(これは有り得ないだろうというCG)ですが、ノーチェックで掲載されるケースに驚きを感じます。

ベストカー「信憑性」のまとめ

未来予想図は、ワクワクさせる

ほぼ、正確なスクープもあれば、根拠ゼロの妄想・想像レベルの記事あります。
有識者が見ればダメダメな記事もあれば、なるほどと唸らせる記事もあります。
それを全て含めてベストカーという雑誌が存在していると思います。

スポーツカーなど願望が強い

記事としてのインパクトも強いでしょう。実現するか否かに関わらず、結果的に登場しないガセネタであっても許容範囲ではないでしょうか?。スポーツカーが販売されなくても市場の影響は軽微です。

マツダ記事だけは、問題あり

ただし、マツダ直6エンジンをトヨタ車が搭載のように、明らかに賛美的な記事は問題があるでしょう。株価影響もある誤報は記事とすべきではありません。
明らかにネット上も市場も悪影響があると言えますので、明らかに度を越えているマツダ関連の賛美記事については、編集部全体で客観的に修正するルールをお願いしたいと思います。