スポンサーリンク

ベンツオーナーのイメージ、乗る人の年収や年齢層とは

この記事は約5分で読めます。
査定君
査定君

メルセデス・ベンツオーナーのイメージとは。乗る人・乗ってる人年収とは?。購入層のターゲット年齢とのギャップはどうなのか?。真の実態に迫ります。

スポンサーリンク

ベンツオーナーのイメージ

メルセデス・ベンツ – Wikipedia

Sクラスをはじめとする高級セダンやSUVは、高額所得者、政治家、セレブリティが嗜好するなど肯定的な印象があるとして知られる一方で、暴力団や威圧的で怖い人が乗る車、成金趣味の象徴でビバリーヒルズの歯医者の車、古今東西の独裁者達の愛車という否定的な印象も存在する。冷戦時代は外交官の公用車としても普及し、西側の自動車会社にもかかわらず東側諸国の外交官の利用も多く、「ペルソナ・ノン・グラータ向けの車」と揶揄されることもあった。

日本では400万円台前半から販売されており、同クラスの日本車に比して高価格であるが、欧州ではタクシー用のEクラスをはじめ各車種で日本では発売されていないような廉価なグレードも存在し、多様な客層が利用する車として知られている。

Wikipediaに整理された上記の内容が一般的なイメージとしても認識されているのではないでしょうか。
バブル期の赤坂サニー(ベンツ190E)以降、都市部では、クラウン並みに見られることから、比較的富裕層であれば、気軽にC/Eクラスに乗れるようになった背景もあります。
スタイリングもスポーティなアバンギャルドなどのモデルやクーペ、SUVも積極投入され、欧州高級車のトップブランドとしての選ばれ方となってきています。

伝統と信頼のブランド

高級車として長らく愛されるには信頼を常に持ち続ける必要があります。
「ベンツを買えば安心」という信頼が理由の一つです。
また、伝統だけでなく最新の安全技術も常に取り入れていて、先進技術においては世界の先頭を走っていると言っても良いでしょう。
電動化に向けてのメルセデスベンツの取り組みや安全運転の装備にも抜かりなく、まさに至れり尽くせりな車なのです。

ベンツオーナーの年収とは

欧州車のアンケートを参考にしてみます。

メルセデス・ベンツオーナーの購入層と収入の関係

対象グレードに対する主な年収層(イメージです)

  • A/Bシリーズ購入層:年収500~700万
  • Cシリーズ購入層:年収800~1000万
  • Eシリーズ購入層:年収1000~1500万
  • S/Gシリーズ購入層:年収1500万以上

中古車ならハードルも低い

中古車になると値下がり率が国産車よりも大きいのが欧州車です。人気のメルセデスでも例外なく下がってしまいます。狙い目は1~2年落ちで新車保証残のある中古車です。

オーナーになるための必要年収

車両価格の2倍必要説は本当か

「車両価格の2倍の年収が必要」という説があります。理由としては、車両購入から維持は容易ではないという事ですが、本当でしょうか?

リアルな話として、400万の車を購入する車好きの若年層において、800万の年収は無いでしょう。建売住宅に収まっているAクラスの新車込600万の購入層として、全ての方が、1000万以上の年収は、無いでしょう。

ローン審査が通る一定の年収があれば、購入可能

  • 必要な頭金を貯めて、残りをローンにする。
  • 下取り車の査定額、頭金、ローンを組み合わせる。

残りのローンと維持メンテナンスの費用が払える余力があれば、収入は関係ないとも言えます。
家計や趣味における車の優先順位の高い方であれば、一般論は当てはまりません。

年収の数倍以上の住宅購入同様、ローン申し込みが否認されなければ、「メルセデスの購入が出来る年収である」が答えです。

メルセデス・ベンツオーナーの年齢層

オーナーに占める年齢層の割合として、50才代が中心となっています。やはり、ベンツブランドは比較的若年層には抵抗感があるのかもしれません。
BMWやアウディの方が、年齢層がやや低い結果です。

  • 20才~:5%
  • 30才~:10%
  • 40才~:30%
  • 50才~:40%
  • 60才~:15%

メルセデスのブランド戦略

高級車ブランドとして、知名度もブランド力も確率しているベンツにとって、もはや日本におけるアウディやレクサスなどお呼びでないレベルです。
同一クラス・セグメントのモデルとして、他メーカーよりも高価格設定が出来るブランド力は、ベンツならではです。

エントリーモデルの低価格化

一方で、Aクラスの登場以降、エントリーモデルの乗換えを促進するため、A/Bクラスなどの低価格モデルを積極的に展開しています。これまで顧客となってきた富裕層だけでなく、一般層を取り込むためにオープンなブランド戦略を展開しているメルセデス・ベンツです。
他のイメージアップ戦略として、一般層に視覚的に訴える戦略も展開している点は、アウディ側のなんでもあり戦略の影響でしょうか。(若年層を取り込む新たなイメージ戦略は、今までに無い流れ)
従来からのベンツオーナーからの反発も少なく無かったようですが、あくまでAクラスだけの話であり、上位グレードに影響は無いようです。

SUVモデルや低価格スポーツモデルの積極展開

高級SUVモデルのGクラスだけでなく、エントリーモデルSUVや、「アバンギャルド」などの低価格スポーツグレードも積極展開し、ユーザーの嗜好を拡大する戦略です。

Gクラス(ゲレンデ)人気とは

1979年に登場し、「ゲレンデ」のサブネームで知名度も人気も高まっています。
現行型の第2世代(2019年登場)もデザインは、スクエアなキープコンセプトであり、他のメルセデス車とは、異なる魅力があるようです。
武骨なイメージが、セダンやSUVに飽きた高級車ユーザーの人気となっているのでしょう。

ベンツに乗る人の年収と年齢のまとめ

一般向けの低価格モデルも拡大傾向ですが、従来からのメルセデスブランドのパワーは絶対的です。
アウディのようにA4から、A3/A2に主力モデルがシフトする現象とは対照的です。
エントリーモデルを追加したからといって、低価格モデルだけが売れるという事にはならず、富裕層をターゲットとしたCクラス以上が売れる実態となっています。
従来通り、富裕層を中心に「年齢層:50才代」「年収:1000万超」といった世代が支えるイメージのまとめになります。