スポンサーリンク

BEV専用プラットフォームはオワコンなのか

スポンサーリンク

BEV専用プラットフォームの状況

VWのMEBプラットフォーム

引用:モーターファン

MEBを適用したBEVの第1号はID.3で、2019年にヨーロッパでデビュー。2020年にID.4が登場し(国内導入は2022年)、2021年にID.4をベースにクーペスタイルにしたID.5、同年に中国市場向けのID.6、2022年に多目的EVバンのID. BUZZが登場している。VWは2023年から2026年までの4年間に、さらにBEVを10モデル導入すると発表している。

2019年に登場している事自体、十分早いでしょう。VWで10モデル使い回しとなれば、数十万台規模になると考えられ、十分ペイできると考えるのが普通でしょうか。

そもそも、マツダラージプラットフォームの販売台数をすでに超えてるよね?という例え話でいかがでしょうか。

日本メーカーの状況

EV専用プラットフォームの開発では、VWのMEBが先行しており、2019年末にはMEBをベースとする第1号モデルID.3を生産開始予定である。日系の自動車メーカー(OEM)では、2019年に入りトヨタがe-TNGA、ホンダがHonda e向けの専用プラットフォームを発表した。

レクサスRZやbZ4x、ホンダeが登場しましたが、全く元取れてない状況ですよね。
HEVで勝利宣言する前に、これらのBEV専用プラットフォームで欧州勢を凌駕することが先じゃないでしょうか。

BEVプラットフォームは無駄になるのか

欧州、中国でのBEV化推進の潮流に沿って、BEV専用プラットフォーム化を開発することは当然の流れと言えます。
販売台数で元を取れていないかどうかは、日本メディアが心配することではありません。
実際、欧州老舗メーカーは、BEVでもシェアを取りつつ、黒字決算となっています。

当然、先行したBEVプラットフォームの初期投資コストを含めた決算となります。