EVの電費とエンジン車の燃費の比較計算式
考え方が理解できたところで、1km当たりのコストを計算してみます。
- 日産さくら:124Wh/km
- 日産デイズ:19.4~23.3km/L
エンジン車の1km走行あたりのコスト
- 日産デイズで燃費の良いグレードの「23.3km/L」で計算してみます。
- レギュラーガソリン価格:163.9円/L(都道府県平均2023/4/5)
- 1kmあたりのコスト:163.9 ÷ 23.3 = 7.03円/km
EV車の1km走行あたりのコスト
- 日産さくら:124Wh/kmで計算してみます。
- 1kWhあたりの電気代の平均は27円(税込)「新電力料金目安単価2023/4」
- 1kmあたりのコスト:124Wh × 0.027円 = 3.35円/km
EVとエンジン車のコスト比較
1kmあたり:エンジン車7.03円 > EV車3.35円
となり、EV車のランニングコストがいかに安いのかご理解できたと思います。
どちらも不利にならないよう、EVとエンジン双方とも高めの価格設定で計算しています。
計算式に当てはめて、最新の価格に合わせて計算してみましょう。
軽EVのメリット・デメリット
軽EVのデメリット
- 家充電で、ガソリンを入れる手間から解放される
- 家の太陽光発電から充電できる
- EV車の電気を多目的に利用できる(V2H対応)
- 電気代が高くなってもランニングコストはガソリンより安い
- 充電設備として手軽な充電能力3kWの200Vコンセント+コントロールボックス付き充電ケーブルを使用すると、バッテリー残量警告灯が点灯した時点から約8時間で満充電
- 充電ケーブル用の屋外コンセントでは約10万円(安価に設置可)
軽EVのデメリット
- 車両価格が補助金込みでも高い
- 6kW普通充電器は約30~35万円
- V2H設置費用込み:50~90万円
- 長距離走行が厳しい。実質120キロぐらい。電欠が気になる
- バッテリー劣化の不安がある
- 今後の下取りに不安がある
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