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9代目クラウン失敗の黒歴史とマイナーチェンジでの回復

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9代目失敗テールデザインの理由とは

ナンバー位置がデザインの失敗理由ではない

バブル期に馬鹿売れしたマーク2の3兄弟である、X8x系チェイサー、クレスタのナンバーはバンパー下部。(失敗クラウン9代目よりも前に登場)
バブル崩壊後、3ナンバー化したマーク2(X90型)。
バンパー上端の高さがポイント。後期モデルも前期デザインをほぼ踏襲。
よって、クラウン9代目リヤの失敗理由は、ナンバー位置ではありません。
ただし、旧ユーザーが違和感を覚えたのは事実で、そのデザイン失敗の理由として、ブサイクの原因をナンバーの位置が原因であるという理由に「すり替えた」ということです。

ハイデッキなトランクとバンパーの関係

  • 9代目クラウンのあたりから、デザイントレンドに大きな変化がありました。
  • 丸めデザイン化
  • リヤトランクのハイデッキ化
  • 車体全体の車高アップ化
  • 大きく変化したのは、デザイン全体の「ハイデッキ化」です。3ナンバー化により、低い車高から高い車高へ、「厚みのあるデザイン」への変化がありました。
    デザイナー記事にこの重要な「キーワード」
    が出てきませんね。

3ナンバー化でデザインに大きな変化の波が

テールランプとバンパーのデザインバランスが重要

3ナンバー化の波により、今までのデザインバランスに大きな変化が生じました。

  • 衝突安全対策による車高のアップ
  • トランクのハイデッキ化

この難しいデザイン変更の過渡期において、マーク2(X90型)は、分厚いリアバンパーと細い連結テールというデザインバランスを両立させた成功モデルの事例です。
他メーカーもこの関係が破綻している失敗モデルが多いのですが、クラウン9代目は、このバランスに失敗したのです。

失敗のポイント

  • トランクが分厚すぎる
  • 尻下がりに見えるテール両端の丸み
  • テールランプ下端の位置が低く過ぎる