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方向音痴を改善したい人にノースアップ設定は誤り

査定君
査定君

方向音痴を改善したい人はノースアップがおすすめ!というのは誤りです。
地図を上手く理解できない方に「ノースアップ」設定は無意味です。
ヘッディングアップ設定を推奨します。

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方向音痴とは

「方向音痴」とは、方角や場所の感覚が鈍く、道に迷いやすい人のことを指します。具体的には、目的地への道順が理解できなかったり、地図を見ても自分がどこにいるのかわからなかったり、一度見た場所でも迷子になったりする状態です。

上記AIの回答では、「北」が重要でない

AIの回答では「北」というキーワードは登場しません。
このことからも「ノースアップ」が適切でないことが判断できます。

現在地がわからない

  • 紙地図の「北」という方角が重要なのではなく、現在地の把握ができない
  • 空間認識能力が足りない
  • 一度見た情景を忘れる
  • 一度見た情景を覚えようとする気がない
  • などが挙げられると思います

さすがに、通った学校や自宅周辺の道順は最低限、覚えているため、単に苦手意識があるに過ぎません。

地理の学習能力に男女間の差はない

統計学的にも男女間に圧倒的な差はなく、ネット上の決めつけ意見に過ぎません。

地図の「北」を意識する事が無意味

旅先で人に道を聞くシーン

旅先で、人に道を聞くシーンでは、「この道路を右」、「その先を左」と目的地に対しての道順を指示するでしょう。

観光施設の案内図は、わかりやすさ優先

街中の案内図も同様で、自分が居る「現在地」が明示されています。
マップが掲示されている図と自分の位置関係を明示しています。

そのマップにおいて「北」がどこにあろうが、まったく関係無いのです。

「現在地」がどこにあり、探している目的地との相関関係が分かればよいのです。

ナビが一般化し、紙地図の概念ゴリ押しは不要

迷いやすい、観光地や大型施設では、現在地を明示した地図が掲示されています。

自分の位置を起点とした現在地

自分の立ち位置(現在地)を起点とした図になっている例がほとんどです。
その図では、建物の位置、通路・道路と現在地が関係性が、わかりやすい図として記載されています。

紙地図(北)をそのまま使う不親切な案内図

よって、利用者視点で考えれば、観光地や大型施設では、単に紙地図(ノースアップ)を掲示している不親切な例は、無意味なのです

方向音痴は地図も地形や風景も覚えられないのか

答えはノーです。
方向音痴の方でも最低限「自分の通学路や通勤路」は覚えています。それは、覚えないと生活に支障が出るからです。理由は、ノースアップの地図が頭の中に入っているのではありません。
「北」という方角を意識しているわけでもありません。
風景・建物・目標物を記憶しているからです。

しかし、方向音痴の方は近所でも迷ってしまいます。理由は、覚える必要に迫られない風景、目標物などについては、覚える気力も興味が全く無いからです。

そのような方向音痴の方もクルマを運転し、カーナビのヘディングアップで走っていれば、なんとか目的地に到達できるようになります。そして、回数を重ねる毎に地図の案内や交差点、目標物の指示のもと、空間把握が少しづつ出来る様になります。
方向音痴にとって重要なのは、下記の2点です。

  • ナビの指示を理解できる。
  • 地図と実際の風景の相対関係が理解できる

よって、ノースアップ地図の「北」である必要は全くなく、ヘディングアップ派は方向音痴ではありません。ヘッドディングアップ表示のナビを使いこなし、その指示通りに目的地にたどり着ける「ナビ使いこなし名人」なのです。
ナビ本来のヘディングアップ機能を使うと方向音痴と決めつけるノースアップ表示の方は、見知らぬ地では脳内変換が上手くいかない方が多いです。最悪、路肩に止めて自車位置と目的の関係を確認するなど、脳内変換にかなり時間を要している方が多いです。

単にヘディングアップ機能を使えば、苦労することなく目的地に辿り付けるにも関わらず、頑固なノースアップ表示にコダワッタ結果、本末転倒な結果を招くのです。

ノースアップな私はエライ理論とは

地図を覚えている私、エライ理論

ノースアップ推奨派の方が必ず、語ってしまう自慢話です。

  • ヘッディングアップ派は地図が覚えられない・・・誤り
  • 女性は方向音痴が多い・・・誤り

しかし、話をよく聞くと地図を覚えている私はエライでしょ、という話に行き着くところが面白いです。

ヘッディングアップが一般化した2000年代の常識とは

  • ノースアップ派はナビが使いこなせていない・・・正しい
  • ノーズアップ派は意外と道を間違える・・・正しい
  • 地図がぐるぐる回って混乱する・・・ナビ地図を理解できない・・・正しい

ノースアップ設定は、方向感覚が鍛えられるのか?

高学歴や方、地図好きな方は、地図を丸暗記しており、地図を覚えています。
よって、方向音痴とは全く無関係です。

地図を見ながら方向を意識すると方向音痴が鍛えられるのか?

鍛えられません。
そもそも、高学歴な方は、紙地図丸暗記です。

ヘッディングアップ設定こそ、方向感覚が鍛えられる

方向音痴の特長を整理すると「地図と現在地のオーバーラップが出来ない」に行き着きます。

ヘッディングアップの特長

  • 縮小・拡大地図
  • 3D地図(周りの建物を立体表示)
  • 鳥瞰地図
  • 大小の2画面表示
  • 実カメラ映像とのオーバーラップ(カメラ搭載車)

スマホのナビやカーナビのヘッディングアップ機能を利用すれば、現在地や目的地との相関関係が、わかりやすく明示されます。

地図と実映像のオーバーラップこそ、方向感覚を養う

ノースアップ設定とし、「頭の中で回す」という作業が方向感覚を養うわけではありません。

よって、ヘッディングアップ地図の走行ルートと走行風景が一致していることを体感することが、方向感覚を麻痺(道に迷う)ことの防止に繋がるのです。

  • 現在地と目的地との相関関係(大雑把に)
  • 目的地に到達するまでの道順や風景を記憶していく(なんとなく)
  • これを繰り返すことで、地図と風景を覚えていく事に繋がる

方向音痴を改善したい人にノースアップ設定は誤り:まとめ

見知らぬ旅先で、スマホナビやカーナビを使わない頑固者は絶滅危惧種となりました。

  • 必要なのは、「現在地」「目的地」の二点です。
  • ここに「北」という要素は一切不要です。

ここで求められる能力とは、ナビに表示された現在地と周りの風景を一致させること。
目的地に向かう方向と周りの風景を一致させることです。

最新のツールを活用できない、活用しない「ノースアップこそ正義な老害」よりも、ヘッディングアップ機能を素早く活用し、ミスなく目的地にたどり着くことが現代人に求められる能力と言えます。