新型レクサスNXは「ダサイ・しょぼい」を脱却した
- デザインは、醜悪な2代目レクサスISの失敗を学習し、欠点を全て解消したデザインであることです。フロント、リヤデザイン共に、最新レクサスのトレンドを押さえています。
- チープな7インチモニターを搭載するというレクサスにありえないマーケティングが駆逐され、世界戦略として戦える新レクサス基準な14インチモニターが搭載されること。
- パワフルな2.4Lダウンサイジングターボが搭載されていること。
- 売れ線の2.5Lハイブリッドを中心として、豊富なエンジンランナップが抜け目ない設定。
レクサスNXとして、ダサイ・しょぼい点
- NX250で標準で9.8インチのセンターモニターは、世界の高級車基準からすれば、非常に小さいようです。次期レクサス基準は、もうワンランク上であるべき。
- 運転席用のモニターが、かなり小さい感じの旧世代レクサスメーターです。
欧州車標準は12.1インチが最低ラインのようです。ここもレクサスクオリティとしての大型化を望みます。 - 今どき、2.5LのNAエンジンをラインナップに残すなど、まだ世界基準に劣る点が残っているなど、認識が遅れているようです。
- RXとの序列もあり、仕方が無いのですが内装の高級感が劣ります。助手席のダッシュボードは殺風景に感じるでしょう。
- 欧州車を見慣れてしまうとインテリアのアンビエントライトが地味過ぎて、ほぼ無いレベルです。
デメリットを挙げるネット意見
高級感が劣る
RXとの差もありますが、600万超えのレクサスのクオリティを求めるとシンプル過ぎる部分もあります。ウッドやピアノ・ブラック・クロームパネルとソフトパッドの使い方で残念に感じる方も多いようです。
スピンドルグリルが嫌い
レクサスを選ぶ理由は、レクサスブランドであり、象徴的なスピンドルグリルの指名買いです。
これを理由に挙げているネット意見やサイトは、単なるアンチでしょう。
まったく実態を知らない意見と言えます。
ホイールアーチの隙間が大きい
SUV車として、ホイールアーチの隙間が大きいという意見があります。
SUV車ですから、この点も考慮済でしょう。
後席シートの居住性が劣る意見
ややデザイン優先の面で、ホイールベースはRX並みに長くないので、後席で足を開いた状態では「つま先が前席のシートレールに当たる」ケースがあります。
ドアのリアドアウィンドウ下端位置が高く、窓の面積が小さいため圧迫感があるでしょう。
上記は、個人差もありますので、試乗して確認しましょう。
国産のミドルセダン、レクサスUX、SUVからの乗り換えで狭いと感じるケースは少ないと思います。
後席センターアームレストのドリンクホルダー位置
アームレスト先端部にドリンクホルダーが無いため、アームレストとして機能しないという指摘があります。この部分は、致命的な問題ではないでしょう。
2.4Lターボにターボラグがある
ターボラグがあるという意見もありますが、本当に試乗したのでしょうか。
この手のネット意見は、30年前のターボ知識で語っているケースが多く、全く参考になりません。
2.5LのNAエンジンに比べて、エンジン性能曲線図では、ターボエンジンが低速でも上回ります。
2.0Lターボに比べて大幅に改善しており、ターボラグは感じず、低速域から分厚いトルクフィール、かつ圧倒的なパワーフィールが味わえます。
デジタルインナーミラーがオプション
ハリアー上級グレードに標準という点でNXが劣るとする理由のようです。
オプションで選べるのでレクサスユーザーにとってなんら問題になりません。
NXの価格が高い
ハリアー観点で語っているような意見です。
レクサス購入ユーザーにとって、全く問題にならない意見ですね。
価格が高い
レクサスが高いのは当たりまえですね。高いと思うならハリアーに落としましょう。