MX-30はダサい?売れない理由

MX-30がダサいとの声が多く聞かれます。売れない理由とは?評論家の提灯記事とは裏腹にネット上では売れない・ダサイとの意見が多く聞かれます。その理由を徹底解説します。

MX30がダサイ

EV車もマイルドハイブリッド車も中途半端な性能

MX-30はEV車(電気自動車)として、欧州の排気ガス規制をクリアするのが目的です。CX-30ベースの車体で、バッテリー搭載量が小さく、後続距離が300キロにも満たず、EV車として中途半端な性能となってしまいました。日本向けは、2リッターNAエンジン搭載のマイルドハイブリッド車がメインです。これもプリウスなどのストロングハイブリッド車に対して燃費性能が圧倒的に見劣りします。

観音開きドアは、日常用途に適さない

スタイリッシュな4ドアをイメージすると失敗します
男性よりも女性ユーザーをターゲットにしているようですが、観音開きドアは、駐車時に前ドアを開けてから、後ろドアを開ける必要があり、チャイルドシートなどの乗り降りで使い勝手は非常に悪いことが予想されます。後席ドアに前席用のシートベルトが格納されており、先に運転席ドアを閉めた後に、後席ドアを閉めた勢いでシートベルトの金属部分で前席ドアに傷を付ける事例があるようです。(写真)

子供のいない2ドアSUVとして購入する夫婦やカップルをターゲットとして考えれば失敗して手放すことにはならないでしょう。

観音開きもレンジエクステンダーもBMW i3の真似

マツダ側では、RX-8で採用していた観音開きドアだと言うのでしょう。しかし、EVとして2013年に登場のBMW i3の観音開きドアが真っ先に思い浮かぶのが欧州市場です。後発としてタイミングが遅く新鮮味もありません。

  • BMW i3の真似:観音開きドア
  • BMW i3の真似:レンジエクステンダー

インパクトの無いデザイン

スタイリングは、いつものマツダ車よりもインパクトの薄いマスクEV車らしい存在感もありません。CX-30よりもフロントボンネット先端が高く、バンパーの厚みもあり、新鮮味どころかCX-30の方がスポーティに見えます。

リヤウインドーの寝かし過ぎで居住性悪化

デザイン優先でリヤウインドを寝かしたクーペスタイルで結果、後席の居住性は非常に悪化しました。身長170cmの大人が乗った状態で、頭上はこぶし一個が入らないレベルです。観音開きドアと相まって、後席の利便性は非常に低い車となりました。

CX-30との共食い。競争力は全くない不人気車

日本市場向けとして、あまりアピールポイントがありません。鼓動デザインでは、CX-30の完成度が高く、価格も安いCX-30に対して競争力は全くありません。SUVを出し過ぎて、内部で共食いしている最悪な例と言えます。

  • 金太郎飴デザインをあえて崩したブサイクなフロントマスク
  • 必要な装備は全てオプション、242万円スタートで乗り出しは価格は余裕の300万越え
  • デザイン優先、使い勝手最悪の観音開きドア
  • 居住性最悪、CX-30に比べて後席の狭さ

得たいがしれない?とは本当か

ジャーナリストの桃田健史氏は、ダイヤモンド社のサイトで次のように語っています。

「MX-30は、えたいが知れない」という声が自動車メーカー、自動車販売店、そしてユーザーの中でよく聞かれる。

大手掲示板をググってみたが、そのような声は一切無かった。「えたいが知れない」でなく「ダサイ」や「売れない」と多数派の声を正直に書くべきでしょう。

MX30が売れない日本

2020年9月に日本市場にマイルドハイブリッド版が投入されました。日本での目標月販1000台ですが、スタートから目標台数未達で売れない状況のようです。

目標月販の販売台数1000台未達成

  • 2020/09:648台(販売ランキング50位)
  • 2020/10:不明(販売ランキング50位圏外)
  • 2020/11:865台(販売ランキング46位)
  • 2020/12:696台(販売ランキング50位)
  • 2021/01:833台(販売ランキング47位)
  • 2021/02:691台(以降ランキング50位圏外へ)
  • 2021/03:853台
  • 2021/04:267台
  • 2021/05:208台
  • 2021/06:232台
  • 2021/07:122台

2020年度のマツダ新型車は、このMX-30、1台のみです。月販目標1000台は、全ての月で目標未達成となり燦燦たる状況です。コロナで大打撃の決算状況でこの販売低迷の売れない状況です。少なくとも初回発売月ぐらいは、目標台数を大幅に超えるのが当たり前ですが、このスタイリングや性能では、全国マツダファンに全て行き渡ってしまったと考えるのが妥当でしょう。新型車登場から1年経過していませんが、絶不調の販売台数は、すでに不人気車の殿堂入り確定宣言の状態です。
もはや、3桁を切る勢いです。

MX-30(マイルドハイブリッド車)のスペック

2Lエンジンにマイルドハイブリッドシステムを組み合わせた「e-SKYACTIV G」が搭載。モーター機能の付き発電機は、最高出力が6.9PS、最大トルクは5.0kg-m。減速エネルギーを使った発電、アイドリングストップ後の再始動、エンジン駆動のアシストを行う。エンジンは、最高出力が156PS(6,000rpm)、最大トルクが20.3kg-m(4,000rpm)と、CX-30のNAの2Lガソリンと全く同じ。

日本仕様はマイルドハイブリッドの酷い内容

日本ではEVのMX-30よりもマイルドハイブリッド車の発売を先行しました。最新のEVやストロングハイブリッドを期待していた方によっては、落ち込む発表内容でした。先代アクセラに搭載していた、トヨタ製ストロングハイブリッドの方が良かったと誰でも思うレベルの性能です。
そして、肝心のMX-30EVは、全国のマツダディーラー600店舗に対して、割り当て500台となり、試乗車ディーラー自社登録用ともいえる目標達成が確実な台数です。
EV車として、日産リーフ以下の性能では、指名買いで買う人などいないからでしょうか。ディーラー側での充電設備の設置状況も不明です。もともと日本市場では全く売る気が無いのでしょう。予約殺到で早くも完売したホンダeとは全く状況が異なります。

マイルドハイブリッド搭載なのに劣悪燃費性能

  • CX-30 2.0Gの燃費:15.4km/L
  • MX-30 2.0Gの燃費:15.6km/L

CX-30ベースのシャーシ、クーペスタイルの高性能・軽量化のハズが重量増でマイルドハイブリッドの燃費効果は「プラスのたった0.2km/L」です。スターター強化ハイブリッドで、燃費効果は微々たるものというスペックです。

日本仕様は242万円スタートだが

販売価格は242万(BASIC)スタートとなりましたが、ウレタンステアリングなど、オプション装備が必須となるような設定で、乗り出し価格300万オーバーは確実でしょう。客寄せ価格の242万がセールス的には逆効果となりそうです。月販1000台目標とのことですが、ネット上では呆れ顔の意見が多数です。

スマートブレーキサポート・レーダークルーズコントロール・ハイビームコントロール・AT誤発進抑制制御は、最近の普通車や軽自動車にも標準装備され、コストダウン、共通化された仕組みです。

上記以外のアダプティブヘッドライト、右直事故回避アシスト(右折時の対向車線からの車両検知)、先進の運転支援システム(ADAS)、本革ステアリング・シート、パワーシート、ステアリング・シートヒータ、ドライバーモニタリングや360度ビューモニター、ボーズサウンドシステム、エクステリアパッケージといった装備は、メーカーオプションとなっており、結局のところ、2リッターSUVらしい装備を付けると300万越えになってしまいます。

MX-30EVの国内目標年間500台

国内の年間目標は、たったの500台です。全国のマツダディーラー販売店は約600店舗にも満たない台数です。この台数では、ディーラー展示車として客寄せとなるどころか、お荷物でしょう。結果、登録済未使用車として、中古車サイトで大量に掲載されるこが予想されます。ディーラーには充電設備の新設予定も無く、店舗外で充電するという本末転倒な光景も予想されます。

MX30が売れない欧州

欧州のMX-30(EV)売れ行き推移

  • 2020年計:9477台
  • 2021/01:403台
  • 2021/02:303台
  • 2021/03:930台
  • 2021/04:838台
  • 2021/05:710台
  • 2021/06:1070台

2020年は、1万台超とのマツダ側発言報道もありましたが、実態として1万台を割り込む状況です。当初のcafe対策の予測は完全に未達でしょうか?。2021/3における日産リーフは4534台で、新型発売後1年も経っていない最新MX-30は、先代モデルの焼き直しリーフと比べ、悲惨な販売状況となっています。

EVのMX30が売れない「航続距離は、たったの200km」

日産リーフに遅れること10年以上です。発売当初のリーフにやっと届いたようなスペックです。後発のEVで、この航続距離200kmは、売る気があるのでしょうか?
欧州のWLTPモードで約200km、日本のWLTCモードで256km
売れない理由、失敗理由はEV車の中途半端な性能が全てを物語っています。欧州市場に投入されたものの、販売台数は初回月で約5200台と低迷状況のようです。これでは、2021年度からの欧州Co2規制には全く届かず、トヨタとのプール制で罰金額を軽減できるものの、トヨタに罰金相当額を払う事になりそうな雲行きです。

下記は2020年欧州EV/PHV販売台数ランキングですが、ベスト10でも2万台以上を記録しており、MX-30は完全にランキング外となっています。この状況では欧州罰金に対する軽減効果は微々たるものと予想します。

マツダのEVは何が新しいのか?

マツダのEVは何が新しいのか?(前編)
東京モーターショーの見どころの1つは、マツダ初のEVであるMX-30だ。クルマの生産から廃棄までの全過程を通して見たときのCO2負荷を精査した結果、35.5kWhというどこよりも小さいバッテリーを搭載した。世の中の流れに逆らって、とことん真面目なEVを追求した結果出来上がったのがMX-30だ。

問題はこれがすこぶる分かりにくいことだ。普通のユーザーは「航続距離が短いじゃん」と言うだろう。なので全国のマツダファンは、嫌がる相手をまず座らせて、バッテリーの正義について小一時間講義を聞かせてやらねばならない。正しいが分かりにくいというのはいつものマツダらしいポイントである。

早速、こんなとんでもない車を提灯記事に仕上げてしまう。流石は、ジャーナリスト池田直渡氏です。期待を裏切らないタイミングで記事が出てきました。「航続距離が短い車はいらないという」バッテリーの正義はリーフで実証済です。

イマイチな性能を理論的に正義・正当化しようとも誰も見向きもしない性能です。
それを理解するのは、マツダファンと取り巻き経営陣だけです。

MX-30(EV車)スペック

  • 全長4395mm × 全幅1795mm × 全高1570mm
  • ホイールベース:2655mm
  • パワートレイン:e-SKYACTIV
  • 駆動形式:FF
  • タイヤ:215/55R18
  • 駆動用バッテリー:リチウムイオン電池
  • セル:角型(prismatic)
  • 総電圧:355V
  • 総電力量(バッテリー容量):35.5kWh
  • DC充電:COMBO規格(CHAdeMOも対応)
  • AC充電:最大入力6.6kW
  • AC同期電動モーター:35.5kWh
  • 最大システム出力105kW(143馬力)欧州仕様
  • 最大トルク:265Nm
  • 最高速度:140km/h
  • 消費電力:19KWh/100km(WLTP)
  • 航続距離:200km(WLTP)

MX-30(ロータリーレンジエクステンダー)のスペック

マツダと言えばレンジエクステンダーのロータリーエンジン搭載も先行して発表していました。しかし、本命のロータリーエンジンも積まずEVの性能はイマイチです。
まあ、BMW製のレンジエクステンダーに比べても、劣る燃費性能ですから、メリットは振動ぐらいなものです。本体のMX-30EV販売台数も燦燦たるものですから、この時期に及んでどうでもいいモデルです。EVの本場欧州ではEV自体の航続距離延長でレンジエクステンダーは市場から消えました。

マツダといえば、ロータリーです。EVの航続距離を隠す意味でもレンジエクステンダーの同時デビューは必須でしょう。少なくとも最初から積んでいない事自体、開発が間に合っていないようです。ロータリー発電機を搭載車は2022年と発表されています。

今後のロータリー拡大の鍵を握るレンジエクステンダー

2030年までの電動化拡大の施策が発表されました。ラージとスモールの大きく二つのカテゴリの中で、MX-30EVはスモールに分類され、今回のロータリー発電機が、ロータリー復活の成否を握っています。ベースEVモデルが全く売れていない中で、搭載されるレンジエクステンダーの販売台数は完全な失敗となることが予想され、ラージへの搭載や駆動用ロータリーなど夢物語で終わりそうです。

失敗確実のロータリーレンジエクステンダーのスペックとデメリット

マツダEV戦略の致命的な失敗

中国向けCX-30EVの暴挙

MX-30EVは、航続距離200キロというEV車としては中途半端スペックで、ネット上では散々叩かれた状況かと思います。中国市場では、マツダ車として2台目となる新しいEV車が登場しました。

2021/4中国モーターショーで登場したCX-30EVは、シャーシをかさ上げするというトンテモないスタリングで登場しました。中国の「長安マツダ社」で生産による、中国国内市場向けの専用ボディのようです。まさに、SUVとしてもスタイリング重視で登場したCX-30を台無しするスタイルです。

  • MX-30と同じバッテリー容量とする説
  • 長安社の他車向けバッテリーの流用の場合は、400キロ走行レベルの説

現時点、2つの説があります。バッテリーを増量し400キロとなれば、MX-30の設計ミスは明らかです。シャーシ嵩上げで無理やりバッテリーを積むという本末転倒なCX-30。これは、中国との合弁会社のやり方なのか、マツダ本社の見解なのかは不明です。

そして、このCX-30EVを現行CX-30と併売するなら、世界市場の笑い物になることは確実でしょう。

マツダ、航続距離底上げで誤算 「セカンドカー」戦略再考も

EV比率向上、道険しく
マツダの電気自動車(EV)戦略が足踏み状態となっている。同社初の量産型EV「MX-30」投入から約1年。国内外での販売は1万3400台を超えたが他車種と比べて売れ行きは芳しくない。ネックとなる航続距

マツダの電気自動車(EV)戦略が足踏み状態となっている。同社初の量産型EV「MX-30」投入から約1年。国内外での販売は1万3400台を超えたが他車種と比べて売れ行きは芳しくない。ネックとなる航続距離の底上げを図ろうとするがEVとしてカウントできなくなるという誤算が発生。MX-30に見る「迷い」は「2030年にEV比率25%」を目指す同社の電動車戦略にも影を落としかねない。

日経クロステックや日経ビジネスは、提灯記事で埋め尽くされたMX-30ですが、日経本体の記事は、客観的な記述となっています。

MX30がダサい、売れない理由のまとめ

雑誌などで提灯記事が溢れそうなマツダMX-30ですが、スペックを見る限り、ユーザーへのアピールポイントに厳しい車です。明らかに欧州市場、日本市場のトレンドすら理解していない、意味不明なコンセプトです。なぜ、狭いクーペボディの観音開きドアなのでしょうか。とても量販を望む内容ではありませんね。販売現場がお手上げなのも納得の内容です。せめて、日産リーフと同等レベルを確保すべきではないでしょうか?
池田氏は、EV車はバッテリーとモーターを積めばどのメーカーでも簡単に作れるような記事が目立ちますが、全くの誤りであることがMX-30で証明されました。
Skyactiv-X同様に悲惨なスペックにも関わらず、ジャーナリストの賛美が予想されます。

もはや、提灯記事が一般の自動車好きの反感を買い、マツダ離れが一層加速する破壊力を持った車がMX-30であると言えます。スカイアクティブXだけでは、懲りていないマツダのマーケティング、凄いです。

マツダ
スポンサーリンク
シェアする
査定君のくるま情報