
2022年の新型プリウス(5代目)は大幅に車高を落とし、後席の狭さで大失敗したホンダインサイト2代目の悪夢が蘇ります。トヨタに学習能力はないのか、ダサい、評判悪い、との声が目立つ新型プリウスの失態をまとめます。
5代目の新型プリウス概要
低重心、ローアンドワイドボディで、スポーティ&スペシャリティ路線へ変更。
しかし、こんな車高の低いプリウスって誰が買うんでしょうか。ニーズはあるんでしょうか。
4代目プリウスユーザーのニーズ全無視。販売店、営業現場の声全無視。
狭い、狭すぎるとの評判
使い勝手全無視の内容に旧ユーザーも失望の声も聞かれます。
後席頭上が狭いのは当然として、運転席頭上もAピラーもかなり狭く見えます。
後席は尻部分だけ落とし、もはや「昔のセリカ・スープラ」か?というレベル感です。
実用面では致命的な車高の低さや低いシート高など、スペシャリティ用途に振った4ドアクーペ版コンセプトに失望の声が聞かれます。
評判悪い
スタイリングに惹かれ、興味深々でディーラーで展示車に乗り込むも、想定以上の酷さにネット上で不満の声、評判悪い声が目立ちます。(以下抜粋)
- 前席、後席の乗り降りが窮屈であり、日常の使い勝手が厳しい
- 運転席の着座位置がスポーツカーのように低い
- ボンネットの見切りも分かり難い
- 高齢者には酷な運転スタイルを強いられる
- 高身長男性や後席の稼働率が高い方には、厳しい居住性
- フロントウインドウ上、運転席のメーターが、はみ出し視界の邪魔
- メーターがハンドルと被り見ずらい
- 助手席のシート高が高く感じられ狭い
- 後席のドアハンドルが使いずらい、ハンドル周辺が傷だらけ
- 後席の後頭部が天井に当たる。固い
- 後席のヒップポイントが落ち込み、尻が痛く長時間乗車が辛い
- 後席の膝が曲がり窮屈を強いられる
- トランクの段差で出し入れが不便
- 後方視界が全く見えない(ココは試乗してジックリ確認しましょう)
デザイン優先のスタイリングは高評価
斬新かつ直線的なLEDライトのスタイリングは、先代の初代プリウスに比べて「カッコ悪い感」は少ないでしょう。むしろ、スタイリングについては好印象な方が多いと思います。
ただ、発表済の新クラウン・スポーツやフェラーリ・プロサングエに似ている、パクリだ!という意見も見られ、早くも新鮮味に欠けるオチになりそうな勢いです。
タイヤが19インチに大径化するなど、大径で幅の狭いタイヤは燃費最優先対策ですが、スタイリングにはプラスに作用しています。
ネット上でも先代ほど、デザイン面で致命的な欠点は無いという意見が唯一の救いです。
空力は先代と同等、使い勝手悪化の本末転倒
4代目プリウスのCd値0.24から、5代目のCd値は悪化した0.27とはどういう事でしょう。
5代目のCdA値は同等って、これだけ実用性を犠牲にしたのに、先代を超えてないって意味あるのでしょうか。居住性悪化だけの本末転倒なデザインになっています。
本来、ハイブリッドカーの燃費は空力で稼ぐものではなく、エンジンとモーターの総合性能で効率の良さをアピールすべきです。空力で稼ぐって、それでは全く意味が無いのではないでしょうか。
ちなみに、メルセデスAクラスセダン(2018)は、Cd値0.22です。居住性や乗降性も犠牲になっておらず、Aピラーを傾け車高を下げる必要なく達成可能な数値と言えます。
5代目プリウスのボディサイズ(先代比)
5代目新型プリウスのボディサイズは以下の通り。()内は現行プリウス4代目 ZVW50
もはや、やり過ぎで居住性全無視の車高。先代50プリウスでも不満の多かった後席頭上スペースから、さらに悪化した60プリウスの後席居住性。
- 全長:4600mm(+25mm)
- 全幅:1780mm(+20mm)
- 全高:1420-1430mm(-40mm)
- ホイールベース:2750mm (+50mm)
最高グレード以外、一般グレードの全高1420mmの数値は、後席が狭いと叩かれ、売れ行き不振となった「ホンダインサイトの全高1425mmを下回る低さ」であり、非常に狭い圧迫感を感じさせる、デザイン最優先の車高となっています。
Cd値は先代よりも劣り、何のためのデザインなのでしょうか。
1990年のカローラは車高1365mm
衝突安全性能が現在に比べ、圧倒的に低い時代でした。
30年以上前の標準セダンの車高は、全般的に低かったのです。
また、ボンネット高もウエストラインも低く、スクエアな形状なため、視認性も高く、AピラーもCピラーも切り立っており、実用性・乗降性は、当時も問題ありませんでした。
1980年、90年当時は、それが当たり前の価値基準であったため、問題無かったのです。
2020年代において、その価値基準は通用しないので、ユーザーの不満となっているわけです。
新型プリウスの車高
- 全高:1420mm
- 上級グレードのZ(PHEV)のみ全高:1,430mm
最低地上高
標準145mm、19インチ仕様FF/4WD共に150mm、タイヤ外形アップで走破性も向上。
一般的標準セダンと同等以上が確保されており、低い車高の割に問題ないようです。
直列4気筒2.0L PHEV
- システム最高出力164kW(223ps)
- 0-100km/h加速6.7秒
直列4気筒2.0L HV
- システム最高出力144kW(193ps)
- 0-100km/h加速7.5秒
- EPA(米国環境保護局)燃費:24.2km予想値
直列4気筒1.8L HV
- システム最高出力103kw(140ps)
- 0-100km/h加速9.3秒
グレード構成
上位グレードから、Z>G>U>X となります。PHEVは、Zのみ設定。
ショボイ装備、その筆頭が小さいメーターディスプレイ
トヨタのEV(bZ4X)で採用された「トップマウントメーター」なるものです。ドライバーの視点移動が少ないメリット以外、フロントガラスの上まで、はみ出し、邪魔なだけです。
スピード表示以外、各種警告表示などは従来の位置で十分でしょう。
ドライバー用のメーターモニターが、たった7インチで小さすぎます。ここコストダウンする所なのでしょうか?
ただでさえ、フロントウインドーが傾斜して視界が悪いのに、フロントウインドー上にハミ出す必要あるんでしょうか?。確実に迷走設計ですね。(先代50プリウス比で前方視界も悪化)
上級車を見れば、デカさが正義です。センターモニターよりも小さいドライバー向け7インチモニターって有りなのでしょうか?。少なくとも日産ノートと同等以上が、プリウスの責務でしょう。
運転席に乗り込んだ瞬間、チープさが漂う小さなモニターに幻滅感大です。
上位と標準で差があり過ぎるナビモニター
上位・上級モデルとして、一番大きなナビモニター12.3インチは時代のトレンドらしいサイズ感のようです。逆に新型クラウンと一緒のサイズであり、クラウン側がチープに感じます。
ただし、廉価版グレード用の小さな8インチモニターは、あまりにもチープすぎます。
ここまで差を付ける必要があったのでしょうか?。
今どき液晶パネルなど安価なコストにも関わらず、8インチサイズを平気で採用するぐらいなら、スマホやタブレッド置き場を設けた方が良いレベルです。
大きなディスプレイ用のエアコン吹き出し口に比べて、明らかに釣り合わないチープな小さな8インチディスプレイが悲しくなるレベルです。
トヨタ社長も開発陣もマーケティング全無視
新型プリウスの開発陣に対して社長は、「タクシー専用車でいいのでは?」と伝えたという。しかし開発陣が選んだのは、コモディティよりも「愛車」だった。
タクシーに使われたのは3代目。
4代目は、後席の狭さから敬遠された事実を知らない状況から出た「タクシー専用車」の発言。
- 初代から4代目プリウスのユーザーは、ファミリーユーザーがメインターゲットでしょう。
- その意味では、4代目はタクシーにも使われず、コンセプト失敗。
- さらに5代目は、コモディティよりも「愛車」を選択。
- 失敗したローダウンのオデッセイ、インサイトの道を自ら歩もうとしています。
0-100km加速やスポーツカーのように低い車高など、過去のユーザーにとって、どうでもいい部分をアピールするなど、何を考えているのかわからない意味不明なマーケティングは、「開発陣による新しいものこそ正義」に感じられます。まあ、販売低迷&失敗の烙印を押されるのは時間の問題でしょう。
プラスチッキーなインテリア
上級モデルだと450万超えとなり、ローダウンスタイルな「スペシャリティーカー」を狙うなら、豪華さを狙ったマツダ車風ソフトパッドが欲しいところですが、ほぼプラスチック感丸出しのインテリアです。
リアドアハンドルの使い勝手全無視
Cピラーに埋め込みのドアハンドルです。スポーツクーペならともかく、ファミリーカーにこのドアノブは無いでしょう。もう、デザインに全振りした新プリウスです。
C-HRが狭さや使い勝手の悪さで販売が低迷している事実を知らないのでしょうか。
C-HRと同様にスタイルが好みならどうぞ!のスタンスですから、子供や高齢者などを含めたファミリーユーザー層を完全に切り捨てたコンセプトです。
それらの不満を述べても無意味でしょう。従来のユーザー層は切り捨てられたのです。
「イヤなら他のハイブリッド車へ乗り換え下さい」のメッセージでしょう。
営業現場や従来のプリウスユーザーの声など、どうでも良いのです。
リアのテールランプがダサい
フロントも両端を下げたデザインではありませんが、リヤ両端を意図的に大きく下げています。
これは好みの問題ですが、横一直線のテールは、レクサスやハリアー、クラウンにより全く珍しくなく、むしろ平凡なデザインになりつつあります。
ただ、「テール両端を下げたデザイン」が全体のシャープさとミスマッチな感があります。
車高を低くしたスポーティ感を強調するスタイルで、ワイド感を出すなら、テール両端を「よりワイドな切れ長にすべき」ところです。にもかかわらず「両端を下げた」ために肉厚感や車高が高い感を出す結果になっています。
- リアオーバーハングの少なさ
- リヤバンパーの突出量の少なさ
上記のリアデザインと、テールランプ両端だけを意識的下げたデザインにミスマッチ感を感じさせます。
私が考える理想のリアデザインを提案します。
初期デザインスケッチをそのまま、実車化するのではなく、ダメなものは修正いただきたいですね。流麗なスタイリングを台無しにしている、リヤテールの目頭下げたデザインです。ボディサイドの切り上げラインからテールに繋がる、ごく当たり前のラインとワイドアンドローのテールランプ形状を「理想像」としてみました。
3代目プリウスが売れ、ホンダインサイトが自滅した理由
3代目プリウスは大成功を収めました。理由は下記になります。
サイズ拡大による居住性の向上により、燃費やハイブリッドに興味のあった上級モデルのユーザーを取り込めたことが要因として大きいでしょう。
- トヨタのTHS2熟成による燃費性能の向上
- 若年層から高齢者まで、幅広い層に支持されたデザイン
- ボディサイズの拡大により、ファミリー層にも使える居住性により、使い勝手も向上。
インサイトが自滅した後席の狭さ
当時価格的にも安価だったホンダインサイト(2代目 ZE2/3型、2009-2015)に対して、プリウスの圧倒的な勝利で終りました。
「インサイト潰しのプリウス安価モデル設定によるもの」という全く誤った解説サイトもありますが、プリウス勝利の理由は価格ではありません。
理由は、インサイト後席の居住性(全高1425mm)の狭さが原因となり、販売不振に陥ったことです。後席が広いプリウスへ、ファミリー層が一斉に流れたことは言うまでもありません。
インサイトの黒歴史を学んだホンダ
ホンダ側では、この黒歴史を学習し、後発モデルのインサイトでは大型化を進めました。
以降、登場するホンダのHV/FCVモデルでは、居住性を無視したモデルは登場していません。(燃費優先のためにDCT採用によるリコール多発などの黒歴史もあります。)
これは、「インサイトにおける狭さの失敗事例」を学んだ経験が生きていると思われます。
プリウス販売台数推移
3代目の爆発的ヒットから、デザイン失敗による4代目の販売低下も見られますが、10万台超えの台数は、強力なプリウスブランドの成果でしょう。
年月 | 年間販売台数 (PHV除く) |
備考 |
---|---|---|
2023年 | 1月:5代目発売(販売目標4300台) | |
2022年 | 32,675 | ランキング20位、生産減 |
2021年 | 49,179 | コロナ影響、生産減 |
2020年 | 67,297 | 前年比52.2%、コロナ影響、ヤリス登場 |
2019年 | 125,587 | 前年比108.8%、マイナー効果 |
2018年 | 115,462 | 12月:マイナーチェンジ |
2017年 | 160,912 | ランキング1位 |
2016年 | 248,258 | ランキング1位 |
2015年 | 127,403 | 12月:4代目発売(50) |
2014年 | 183,614 | |
2013年 | 253,711 | |
2012年 | 317,675 | ランキング1位 |
2011年 | 252,528 | ランキング1位、アクア登場 |
2010年 | 315,669 | ランキング1位 |
2009年 | 208,876 | 5月:3代目発売(30):1位 |
2008年 | 73,110 | |
2007年 | 58,315 | |
2006年 | 48,568 | |
2005年 | 43,670 | |
2004年 | 59,761 | |
2003年 | 17,040 | 2代目発売 |
2002年 | 6,698 | |
2001年 | 10,003 | 初代発売 |
3代目プリウスの馬鹿売れによる方針変換
3代目プリウスが馬鹿売れし、他モデルが売れなくなったという弊害も発生しました。
上記が原因で、4代目プリウスのマーケットシェアを絞り、方針変更したというネット意見もありましたが、正しくありません。
4代目プリウスは、燃費最優先の空力デザインは「カッコ悪い・狭い」の評価となり、やり過ぎた「歌舞伎顔」のフェイスは、海外でも失敗となる結果になりました。3代目プリウスでは国内外でタクシーなどへの活用も多く見られましたが、4代目は使えない車になり、他車種を選定する結果になったようです。
海外販売台数拡大を狙った4代目プリウスの失敗
平均身長が日本人より大きな諸外国向けとして、後席が狭い車が売れるわけがありません。TNGA低重心化など、アピールポイントが並びますが、ユーザーにとってどうでも良く、特に欧米がメインターゲットなら販売低下は避けられません。
さらに、欧州車の4ドアクーペはニッチマーケット用途であり、一般人向けではないのです。
3代目プリウスの馬鹿売れから、ここまで販売低迷するとはトヨタも想定外だったでしょう。
ハイブリッド車から電気自動車やPHVに興味がシフトしたことも要因の一つです。
量販を捨てた5代目プリウス
5代目プリウスは、大幅な車高ダウンにより、完全に燃費優先のニッチマーケットへシフトしたとの見方もあります。
もはや、3代目プリウスのようなセダンやミニバンシェアを食ってしまうプリウスから、売れなくても良い、燃費スペシャリティーカー(5代目)としての存在に特化した車なのかもしれません。
ハイブリッド車のラインナップも増え、プリウスはイメージリーダーに特化した実験車両という見方も出来ます。
月販4300台が目標
先代4代目の年間販売台数から、目標値を大幅に削減した数字となっています。
これは、メーカー自らニッチマーケットに絞ったと言えます。ただ、2023年度は目標4000台を超えており、部品共有も追いついたせいか、販売成績は好調のようです。
4代目プリウスがダサい
トヨタ社長も認めたデザインの失敗
30プリウスでは、高齢者・保守層を含む幅広い世代に対して、普通のセダンからハイブリッド車の世界に引き込むことに成功した先進的なデザインが30プリウスです。そんな成功事例を完全に吹き飛ばす、トヨタ社長も認めた4代目プリウス前期モデルZVW50型のデザイン大失敗です。
後期モデルは、無難なフェイスに修正されました。
最近のトヨタ車については、失敗と成功は紙一重のような、デザイン冒険モデルが続々と登場しています。
- 斬新なコンセプトが正義、これを理解できないやつがダメだ
- 欧州では4ドアクーペが流行っているとの誤認により、「セダンを強引にクーペ化するのが若返りと勘違い」する本末転倒。
(欧州ではセダンはそのまま。4ドアクーペはニッチマーケット用専用モデル。セダンとクーペを統合する暴挙は日本だけ。代表例はレクサスLS) - 燃費優先、居住性全無視(ライバルのホンダインサイトを駆逐した過去事例を学ばず)
プリウスは冒険して良いモデルでなく屋台骨のハズだが
すでに、4代目プリウスZVW50型でも後席が狭いなど、居住性問題が表面化していたのは、周知の事実でしょう。極端に傾斜した天井と後席ドアは、乗車降車の使い勝手が最悪であり、タクシー用途は完全に不向きでした。(写真は4代目プリウス)
特にワールドワイドな量販車プリウスは、ターゲットをファミリーユーザーとして、販売台数を拡大を意図していたのではないでしょうか。
カローラ、コロナの乗り換え先として選んだ方も多く、乗り降り時の不便や狭い後席頭上など、誰も望んていなかったはずです。
燃費スペック最優先モデルのイメージリーダー、プリウスの役目は終わったのではないでしょうか。デザインにしても居住性にしても開発者・経営者のHV燃費世界一のエゴ優先な感があります。
マーケティング全無視、営業現場不在の流れが見て取れます。
開発チームのプライドがプリウス自滅の最大要因
燃費性能でハイブリットを語る時代は終わった
製造コストも含めたCO2排出量としてHV車のパフォーマンスは、まだまだ一級品です。
しかし、全世界的にEV全盛となり、ハイブリッド車は過去の技術とされてしまいました。
今一度「ハイブリッドの栄光を取り戻す」という時代遅れの幻想がプリウス開発チームのコンセプトなのかもしれません。
プリウス一択の時代から、ヤリスやアクアなどの軽量コンパクトHVが存在し、燃費スペックを語る価値すらなくなったラインナップを再認識すれば、向かうべき方向は決まっています。
燃費スペシャル4ドアクーペでなく、正解は3代目回帰であることは言うまでもありません。
ユーザーニーズを全無視したトヨタ開発側のプライド・コダワリなど、どうでも良いことです。
3代目でプリウス自らが築いたコスパと居住性の両立。これを全否定する5代目。
これは、「新型クラウンの過去歴史全否定と同じ」ではないでしょうか。
トヨタガラパゴスのハイブリッド世界一思想は一掃していただき、2代目、3代目で築き上げた燃費の良いファミリーカーとしての使い勝手を優先した車が、プリウスの姿ではないでしょうか。
4代目プリウスの「カッコ悪い」意見
「カッコ悪い」と言われたので、今回は「究極のカッコ良さ」だけに重点を置いた対応に至ったのではないでしょうか。
その結果、従来ユーザーのイメージと異なる、ユーザーが求めていない車が登場して来たのです。
旧社長は、タクシーという極端な例を出していますが、従来ユーザーの本質を十分捉えており、このコンセプトをベースに「カッコ良さ」を加えれば、世界を再度席巻するベストセラーカープリウスが登場した可能性が高いです。
トヨタ車には、豊富なラインナップがあるとか
ネット上では、家族利用を無視した車になってしまった事を認める。
ただし、トヨタ車には豊富に車種があるので、それを選べば良いという、ユーザーも販売店も困らないという、いかにもな論調がありますが、ユーザー意見は下記の通りです。
- カローラは、プリウスよりも格下となり、ここまで落としたくない
- 居住性重視なら、もとともワンボックス選んでいるでしょう。
そこまで要らないからプリウスにしていた。オラオラ顔は好きでない - ハリアー、カムリなどの上級車は、価格は予算、サイズは駐車場的に無理である
結論は、トヨタ側は、ユーザーニーズを満たせていないのです。
今回はユーザーニーズを狭め、トヨタの利益獲得の機会を奪ってしまったのかもしれません。日産ノートなど、他社に流れるケースもあるのではないでしょうか。
立ち位置はBMWの偶数番
BMWの1と2シリーズ、3と4シリーズは、セダンとクーペの切り分けであり、インテリアやディメンションは共通化しています。偶数番号は、現在のフルラインナップ戦略として、奇数セダンと偶数クーペ設定に振り分けているに過ぎません。
メルセデス、アウディもニッチユーザー・隙間戦略として同様の戦略であり、今となっては4ドアクーペは、普通の車の設定です。
もし、この考えたを適用させるなら、「4ドアセダンのプリウス」と「4ドアクーペのプリウス」の2つのラインナップが必要なのです。カローラとプリウスのように全く別物車種ではありません。
BMWを例えていますが、欧州車の今では、ごく普通の実態すら理解していないようです。
また、欧州4ドアクーペは、乗り降りや後席居住性を全く犠牲にしておらず、新プリウスとは全く異なります。もはや、何のための車高下げなのか、非常に理解に苦しむコンセプトです。
メディアの恒例行事
大径ホイールの意見に要注意
燃費最優先で、大径細身タイヤは、BMW i3で実施済。それをプリウス5代目がパクっただけです。
細身大径タイヤは、BMWが10年前に市販済です。
今回のプリウスのタイヤサイズは「195/50R19インチ88H」です。
走りに振ったスタイリングやスポーツカーなどの賛美ワードが並ぶ記事が多いですが、195サイズのタイヤ幅を見れば、燃費最優先であり、235/40R18のシビックとは比べ物にならないグリップパワーしか得られず、チープなコーナリング性能になります。
欧州4ドアクーペは、ニッチマーケット用途
30年前、低車高のカリーナED、プレセア人気は、とっくに消滅した過去の話です。
現在、欧州の4ドアクーペには強い人気もありますが、あくまでニッチマーケット用途です。
量販車セダンにおいて、ローダウン・クーペスタイリングを語るのは、全く無意味と言えます。
ハイブリッド世界一のガラパゴス理論
カーボンボディ、レンジエクステンダー、大径細身タイヤ、などなど市販車として2013年に登場しているBMW i3です。
トヨタがBMWと提携した10年前から、トヨタ製HVを用いたBMW車は一台も登場していません。
一方で、BMW製エンジンを積んだスープラが登場する始末。
この事実から、HVは使えない、要らないと見切った欧州勢。
「欧州は、ディーゼルがNGになったから、EVに切り替えた」などというガラパゴス理論で、欧州を非難する前に、欧州側のEV/PHEV技術が、「日本よりも遥か先に進んでいた事実」がベースなのです。以下のような意見は、ますます日本のガラパゴス化を加速させるだけです。
こんな新プリウスが理想像
デフォルメCGです。こんな新プリウスを旧ユーザー支持層が求めているのではないでしょうか。

新型プリウス大失敗のまとめ
後席が狭い、運転席の乗り降りも高齢者や家族に厳しいという当たり前の声が聞こえてきそうです。
特に高齢者やファミリー層のプリウス指名買いユーザーがショールームで乗り込んだ瞬間、嘆きの声が聞こえてきそうです。「デザインは良いのに、使い勝手がダメだ」と。
燃費とか加速とか、もう歴代ハイブリッドユーザーにとって、優先順位は限りなく低いのです。
斬新なデザインも4代目で、ユーザー目線でなく、完全にスペックオタク、ガラパゴスになってしまったようです。
プリウスの手によってライバル・ホンダインサイトを駆逐した歴史を学ばず、ホンダインサイトの歴史を自らリピートする、そんな新型プリウスに未来はありません。
2023年の販売は好調なスタート
2023年の1月~6月の販売実績は、48835台、前年比265%、ランキング6位となり、月販8000台の水準であり、目標の4300台を超えて、好調な数字をキープしています。
ただし、先代の4代目(50型)の登場年度の台数を超えられない可能性が高いです。
新型モデルに飛びつく「新しもの好きのユーザー」に行き渡ったあと、この販売実績が持続するのか、5代目プリウスの人気は本物なのか、その推移を見守りたいと思います。
コメント
どんだけプリウス嫌いなんだよ。笑
何の当てにもならないただの悪口ブログに需要なし。笑
「プリウス ダサイ」のページへコメントもありがとうございます。
当ページは検索ワードで多くの需要がある「プリウス ダサい」において、検索結果の上位表示されております。
貴方は、その需要に応え「プリウス ダサイ」と検索され、こちらへご訪問されたようです。
おそらく、新型プリウス・・・めちゃ売れるだろう、と僕は予想する。
デザインをどのように評価するかは、個人の自由なので、査定君の見方は見方として
尊重する。。。が、もし僕の予想通りめちゃ売れたら、
「俺の予想は大外れだった~~」との記事もブログに載せてほしい。
であれば、好き嫌いを超えた、君が考える、ある種理論としてのデザイン考察を
ぼくは、支持します。
もちろん、こけたら「ほら、予想どおりだった」と言うのも君の自由。
どうだろ?ぼくの意見は。。。
ご意見ありがとうございます。
4代目プリウス発売の2016年、2017年は年間販売台数1位を記録しています。
「めちゃ売れる」の判断基準をどこに置くのか微妙ですが、
半導体不足による台数減少の影響もふまえ「年間販売台数が、10位以内をキープできたら」予想大外れを宣言しましょう。
記事のCH-Rってなんやねん。
C-HRな。
車のブログやるなら車種名位間違わずに書けや。
訂正済。
今日、展示車見てきました。記事の通り、175センチの私には、全席の頭上が無く、ボンネットの先端を見ようとすると、頭が当たる感じ、後席もお世辞にも、長時間座れないように思いました。デザインや運転支援等は進化しているんですけどね。残念。
おっしゃる通り、175センチで狭く感じるということは、
海外市場でも旧ユーザーからのダメ出し、大ブーイングということです。
先代はカッコ悪い認定された結果、
カッコ良さの改善だけ、注力してしまったのでしょう。
2月13日納車されたよ。私は身長183cmあるけど、全く問題なし。何の問題もない。
175cmで頭が当たるって胴が長いみたいね。
確かにフロントノーズは見えないけど、高性能センサーがついているので何の問題もない。確かにリアシートは180cmくらいが限度。しかし、後部座席をを使う頻度ってどのくらいあるんだろうねえ?そして身長180以上の日本人の数は?アメリカのユーチューブでは大絶賛してたけど?ブーイングってどこから?デザインの良い車を出して何が悪いの??後部座席に長時間乗れないって、後部座席乗るために車買うんか君らは??
こないだ伊勢神宮まで3時間のドライブしたけど、全く疲れなかったぞ、実際に長時間運転してから言ってくれないかな?
デザインは好き嫌いがあるから何とも言えないけど、車としてはかなり良い出来であることは間違いない。私はモータースポーツを20年もしていたので車の挙動のことはよくわかります、間違いなく査定君より知ってるよ。高いボディ剛性、すばらしい直進安定性能、高燃費(伊勢ー滋賀1L28km) パワーも十分以上、今までに無い素晴らしいデザイン、何をそこまでケチをつけなあんのか俺にはわからん、デザイン以外に文句つけないとアカンとこ教えてくれへんかな? 強いていうなら、LTAがうるさい、まっすぐ走っててハンドルに入力が無いとアラーム鳴らす、かなりウザい、あとアイドリングが長すぎる、、、、必死で低燃費走行してもアイドリングで激おちする、、、、、、、。19インチのホイールが重すぎる、、、、、あれはちょっと考えた方が良いくらいに重い。GGEが乗るべき世界の大衆車、燃費が良いことに命を懸けるGGE専用車として考えるなら駄目な車になるやろ、しかし、俺らみたいな車好きからしたら最高の車や。現に、ディーラー営業さんと話したら、高齢者は全く買っておらず、若い層や車好き層が主に注文してるとのことやったぞ。批判するのは別にええけど、ちゃんとデーターや実車走行でのユーザーの声を聞いてからにしてもらたいもんやな。
スポーツカーとしての居住性は用意されています。
スープラでも86でも背の高い方でも運転できますし、乗り込んだあとも狭いようなら、海外で売れないです。
問題は、セダンとしてみた場合に乗り降りに気を使うところです。これは日常で絶対使いたくない車です。
いと昔前のセダンタイプを乗り継いでいた私には新型プリウスは特別窮屈には感じませんがね。シートポジションもプリウス低くすれば全く問題無かったですよー。175cmですが。
外れた時くそハズイぞこれw
「年間販売台数が、10位以内をキープできたら」予想大外れを宣言しましょう。
クルマのデザインの低屋根化、
カリーナED、ペルソナ、プレセア、エメロードなど思い出します。
まー5年は売れまくって、心配しなくても信号待ちでプリウスが、並びますよ。
そして、1998年、車高の低い4ドアハードトップは全て淘汰されました。
セダンは不人気になり、車高の高いSUV全盛の流れは記憶に新しいところでしょう。
以降、低重心が正義だと車高下げを試みた「オデッセイにストリーム」なども、軒並み低迷の歴史を辿ります。
他車を見るまでもなく、車高を下げて自ら販売台数減少のプリウスですから、さらに下げて、V字回復することなどあり得ません。
査定君様
あなたが乗っている車を教えてもらえませんか?
たま様、その前にあなたが乗っている車を教えてもらえませんか?
アクセラ20Sです。
私は国産と欧州車の二台持ちです。
車種は何?国産車と欧州車の二台持ちじゃわからんやろ。国産車は4代目プリウス前期ですか??
新しいpriusを年末に予約したのだが記事の指摘はある程度正しいと思う。俺はほとんど一人で乗るので予約したが四人家族の人はこのpriusは選ばないと思う。このような人にはトヨタはワンボックスを用意しているのでトヨタが困ることはない。要するに、60プリウスは家族を排除したのだろう。セイフティ満載で乗るのは不良高齢者と子供のいない若者限定とすれば納得。ただ、最低地上高は上げてほしい。スキーや秘境温泉に行けない。
ご意見、ありがとうございます。
記事修正の参考にさせていただきます。
査定君様
トップの画像まで加工して力説するのは何のため?
2012年ころに3thプリウスがバカ売れしたのは団塊の世代が定年になったからで、退職金&旅行へ行きたい欲求から売れたんだよ。
見栄を張りたい世代なのでレクサスはちょっと買えないけど俺は環境に配慮してるからコレにしたんだよ、と「みんなと違う」感をアピールできるのでよく売れた。結局団塊らしくみんな横並びになったけど。
その後彼らはプリウスロケットとか言われてプリウス=爺さんクルマ、っていうイメージが定着した。
トヨタはそのイメージを払拭したいんだろうと思う。もう年間何十万台も売れるような事はないうえHVも多様化した現在では、ユーザーを若返らせたいんだと思う。
僕はこのデザインの方向はいいと思うけど最近のマツダのようにユーザーを選ぶからバカ売れはないと思うな。
加工は拡散のネタ提供ですね。
>ユーザーを若返らせたいんだと思う。
4thへ相当数が乗り換えており、ネーミングを変更しないため、旧ユーザーからの乗り換えが予想されます。
結果、ロケット(ミサイル)は継承されます。
>ユーザーを選ぶからバカ売れはないと思うな。
高齢者は判断力が低下していますから、安心のプリウスブランド指名買いは多いでしょう。
逆に使いにくさを正しく判断できる層は、敬遠するでしょうね。
査定君様
丁寧なご返答ありがとうございます。
そう、プリウスロケットではなくプリウスミサイルでしたね。圧倒的な人口がいる団塊の世代はもう75歳中心なので免許返納の時期になっていて買いませんよ。その下のジジイ世代はプリウスはプリウスミサイルの悪印象で買わない、子持ちの若い世帯は軽のドンガラワンボックスを買うし、ハイミドルの世代はSUVに流れた。これからは思いのほかプリウスは苦戦するとしか思えない。だから新たな商路を求めて独身の若者をターゲットにしたと思うんですけどね。86買ったような奴はいかにも買いそう。とりあえずあのデザインとユーティリティは明らかにジジイ向けではないですよ。
プリウスを購入する65歳以上のシニア層が、全体の約36%を占めているというデータはあります。
しかし「団塊の世代だけ」と特定できるデータはありません。
若者をターゲットにするなら「プリウス・スポーツ・クーペ」など旧ユーザーが混乱しないように別名とすべきです。
また、4thの奇抜デザインを敬遠せず高齢者の相当数が乗り換えている実態があります。
よって、絶対的な安心感としての5thプリウスを指名買いするでしょう。
「年間販売台数が、10位以内をキープできたら」予想大外れを宣言しましょう。
>ただし、1年後のベスト10には入るかもしれませんので、私の予想「大外れ」でしょうか。
今時点、確定してないけど、宣言済
なんか、複数人のフリしたコメント連投、Aiスパム認定、ゴミ箱行きの様子
私に言わせれば、新型プリウスはかっこ悪いです。街中でもほとんど見かけません、まあネットでは人気ありますけどね、おそらく5年後にはプリウスも首が危ない状態になっているでしょう
この手のクーペは、一定規模に行き渡ると低迷状態になるのが流れですよね。
今回のプリウスは、隙が無くカッコいいですよ。
これカッコ悪いなんて言うのは最早プリウス嫌いじゃなくて
アンチトヨタなんじゃないのかな?
で、中も実車に乗りましたが緻密に計算設計されているので
タイトでありながら視界は良好です。
リヤシートは広いのではないでしょうか?
間違いなくバカ売れしまくるでしょうね
私も、プリウスにしようかマツダ3にしようか悩んでいますよ^^
今回のデザイン革命で、私はアンチトヨタを卒業します。
このブログ管理人の提案するリアデザインて感覚が昭和ですわ
頭の中の時間が停止していますよね
好みは人それぞれですけど・・
新型プリウスに対して「カッコ悪い」とは書いていません。
視界は良好ではありませんね。Aピラーが視界の邪魔になりますね。
販売台数が成功かどうかは、もう少し時間を空けてみる必要があります。
リアデザインに関しては好みでしょうね。
水野氏がほめています。
youtube動画タイトル「【水野和敏が斬る!!】新路線をいく新型プリウスと高バリューのマツダ3ファストバック」
やっと納車されました。 Zの4WDです。
居住性きにしてないんのとまあまあスポーティで満足してます。
電子デバイスの効き含めてシャシ性能は素晴らしいですね。
ただ、勾配ある山道だと車重を感じてしまうところが残念かな。
あと1400㎏きってくれれば、このままの馬力でバランスいいと思いました。
査定君 殿
記事読ませて貰いましたが、ツッコミ所満載で楽しく読ませて貰いました。
発売から一年後が楽しみです。
さて、一つだけ指摘させて頂きます。
テール両端の処理についてですが、査定君の案では、リヤバンパーの立体感が失われます。
そして何より真横からのアングルで、張りのあるリヤフェンダーのデザインが台無しになります。
サイドから真横にの処理は、とても古臭い手法だと思いますが如何ですか?
1-6月合計でランキング6位。先代の歌舞伎顔が2年連続1位の実績を振り返れば、超低空飛行ですね。
ただし、1年後のベスト10には入るかもしれませんので、私の予想「大外れ」でしょうか。
デザインに古いも新しいもありません。サイドに回り込みワイドアンドロー感を演出する王道デザインですね。
ドア下部からの切り上げラインともマッチしています。
現状、後ろからぶつけられた様なデザインです。明らかにミスマッチです。新しいなどというデザインセンスを超越しています。
予想通りの、ご立派な意見ありがとうございました。
それだけの見解をお持ちならば、デザイナーの仕事でもされては如何ですか?
まぁ屁理屈だけでは無理だと思いますが。
先代プリウスの前期モデルは、両端下げテールデザイン
後期モデルは、ビッグマイナーチェンジで変更しましたね。先代の失敗を繰り返すのはなぜでしょう。
今回も後期モデルで同様の修正を予想します。
賛同する部分もありますが『失敗』を判断するのは今の段階ではできません。
このモデルが終了したときの販売台数によるのではないでしょうか。
企業にとって失敗や成功は数値であり。販売台数ではないでしょうか。
プリウスの販売台数は
初代 6.5万台
2代目 36万台
3代目 130万台
4代目 81万台
4代目は失敗と言えるかもしれません。
ただ4代目でもスバル・マツダの各社の総月産販売台数よりプリウス1車種だけで抜いているときがあります。
4代目より売れなかったら正当性を主張してください。
売れたら、その理由をアップしてください。
私は、現在日本で7万台オーダー抱え、アメリカでも納期2年に及んでいますので販売台数は4代目より多いと思います。
>4代目は失敗と言えるかもしれません。
その通りです。3代目に対しては失敗でしょうね。歌舞伎顔が足を引っ張ったわけです。
しかし、あの歌舞伎顔ですら、売れに売れて国産1位の実績は、プリウスブランドによる絶対的な安心感の結果です。
>私は、現在日本で7万台オーダー抱え、アメリカでも納期2年に及んでいますので販売台数は4代目より多いと思います。
◆ニュースから引用
3代目:トヨタ 新型 プリウス、発売から1ヶ月にして前代未聞の18万台受注
4代目:新型「プリウス」が発売1カ月で約10万台を受注
5代目:新型プリウス、発売1カ月の受注「目標超え」7万台
部品不足、生産遅延という昨今の要因を加味したとしても、完全に失敗確定です。
>企業にとって失敗や成功は数値であり。販売台数ではないでしょうか。
受注台数の「数値」が物語っていますね。
販売不振はデザインでなく、居住性の悪さですから、今後のマイナーチェンジで改善は一切見込めません。
販売終了後を待つ必要もなく、受注台数、単月、単年度の推移からも判断できるでしょう。
C-HRのようにカッコ優先車は、賞味期限が短いものです。