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ホンダ「フィット」失敗「ダサイ」売れないの原因

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マイナーチェンジのフィット「がっかり・ダサイ」継続中

オーナーの声「がっかり」をまとめました。

  • ハイブリッド車のモーターパワーがマイルド過ぎる。他車に比べてモーターの加速感が弱いようです。
  • ハイブリッド車の価格設定が高い
  • デザインがダサイ
  • ラゲッジルームが先代アクセラよりも狭くなっている。デザイン優先の弊害。
  • ラゲッジルームと開口部の段差があり、荷物の出し入れがしずらい(ハッチバック)
  • 5つのグレード設定が、わかりずらい。→販売低迷理由と全く無関係

ハンドルが2本スポークである、N-BOX流れた、ノーマルエンジン車の価格が高い、ネット上のユーザーの声として挙がってきていません。

犬顔LEDからハロゲンに変えても柴犬のまま

中国の無限FITです。ライトがハロゲンタイプですが、モッサリした感じですね。

マイナーチェンジやRS追加も根本解決にならず

RSを追加するも、オプショングリル程度の変化に留まっています。ライト形状は意地でも変えない、失敗を認めたくない層の大きな力が働いているようです。
RSのバンパー形状もバッチリですが、犬ライトが台無しです。
無限も致命的なライトを変えないと、なにも変わらない改良型です。

不振の原因は、グリルレスとしているようですが、「犬ライトが失敗の最大要因」です。グリルはオプション設定として従来から存在し、クロスターには元々存在。よって、グリルレスが原因ではありません。
2022/10のマイナーチェンジにおいて、RSを含む全モデルで、ライトを直さない変更内容を見る限り、「4代目フィットは完全に終わった」と見るべきでしょう。後期モデルもダメとなれば、今回のマイナーチェンジ判断は、かなり重症の部類です。

タイ向けのシティはカッコ良いのに

誰もが、こちらを選ぶであろう、当たり前のデザインです。ツマラナイと言われようが、カッコ良いのはコチラでしょう。

フィット失敗のまとめ

4代目フィットの中身は、先代の課題を改善し、インテリアの斬新度も合格点、エンジン・メカニズム、居住性も完成の域であり、ホンダの屋台骨を確固たるものとする内容です。
しかし、デザイン失敗でフィットをコケさせてしまいました。
HEVや安全装備、価格などライバル車よりも非常に優れた部分が多い車です。特に失敗部位はライトデザイン一択です。フロントマスクの柴犬ライト、グリルレス風グリル、腰高で鈍重なテールデザインなど、3代目のシャープなデザインを好んだ世代を完全無視。もはや、乗換えという買替動機を失わせる破壊力のある失敗デザインです。

自動車専門誌の素人評価

自動車関連メディアは、Nボックスと競合、ヤリスと競合、半導体不足・・・もはや取って付けたような理由では、ユーザーは誰も納得しないでしょう。

なので、売れ行き不振の根本原因は、責任者が「犬顔ライトが良い」とゴーサインを出した結果なのです。

前期型で大失敗、後期で回復の歴史を繰り返す

前期型で販売低迷、後期型のデザイン変更で販売回復。これがホンダ車で毎回繰り返される恒例行事です。後期型のデザイン変更で貢献したデザイナーこそ、真の実力を持った方なのです。
大メーカーの屋台骨モデルをコケさせる破壊力、それが失敗デザインの結果です。
そんな失敗デザインにOKを出さない仕組みつくりが重要なのです。

過去のホンダ再発防止策(後期型改善事例)と異なる流れ

後期型で柴犬ライトを一切変更しないという方針は、残念でなりません。
営業現場の声もユーザーの声も一切届かず、内部で何かが起きているのでしょうか。

ホンダのデザイン失敗は毎度の事

屋台骨となる車では失敗は許されません。なぜ、このような失敗を防げないのでしょうか?。
フィットが売れない原因は、「Nボックス、ヤリス、半導体」とする評論家記事は誤りです。
デザインが駄目だという事実を正しく認識する当たり前の評価が必要なのです。
忖度無しで「カッコ悪い」と評価し、「ダメ出し」するチェッカーが必要です。

トヨタや日産の影響を受けず独自路線のデザインで行きたいというデザイナーの「独りよがり」や「過去を否定し、新しいデザインコンセプトが正義だ」という、デザイナーのプレゼンに対して、「こんなカッコ悪いデザインは絶対売れない」と却下する方はいないのでしょうか。

  • デザイン失敗に対する再発防止策を実施しないホンダに未来はありません。
  • フィットという屋台骨で「誰が見てもブサイクデザインにOKを出す」ホンダに未来はありません。

過去、ベストセラーのフィットは、機能面だけでなく、デザインの良さが売れた理由でもあったのです。見る影も無くなった現在のフィットが残念でなりません。
4代目フィット後期型でも低迷原因の柴犬ライトやテールランプ形状を一切を変更せず、ユーザーの声も販売現場の声も無視する、今までにない重症の部類と思われます。

コメント

  1. 自分の思っていたことが清々しいまでに書かれていて共感できました。
    あのライトが売れない原因のすべてと言っても過言ではないと思います。
    ディーラーの営業さんがグリル変わったから見てほしいと連絡してきましたが、「いや問題はそこじゃない」とお答えしました。
    ディーラーさんはあれを売らなければならないのだから、気の毒です。

    • ご意見、ありがとうございます。
      現時点、フィットの2024/10販売ランキングが10位に入り、対前年比142%です。
      これは、前期全滅、後期も低迷から、徐々に回復しつつある状況のようです。
      失敗デザインも見慣れてしまえば、購入対象になってくるのでしょうか。諦めの境地でしょうか。
      いずれにしても、失敗の黒歴史が葬り去られる可能性もあり、デザイン部門の悪循環は継続しそうです。