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多段ATの時代にトルコンレス6AT搭載のデメリット

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2Lから2.4Lへ排気量拡大で逆行するトヨタ製ダウンサイジングターボ

世界のダウンサイジングターボは、排気量を小型化する方向です。純粋なNA大排気量エンジンは、レクサスFモデルのV8など、2023年時点では絶滅危惧種となった古いエンジン形式です。
クラウンでも3.5LのNA6気筒モデルが淘汰され、NA2.5L以上であれば、2.0L以下のダウンサイジングターボへといった流れです。

世界のトレンドはダウンサイジングターボとMHEV

メルセデスのEクラスといえば、4.9mを超える立派な上級セダンですが、1.5L直4ターボ+48Vマイルドハイブリッド仕様を搭載しています。BMWの5シリーズも5mを超えるセダンでありながら、2.0L直4ターボ+48Vマイルドハイブリッド仕様です。最新ターボであれば、上級高級車セダンに必要なパワーフィールは、世界基準として許容出来るレベルに到達しているのです。
にも関わらず、トヨタ製ターボは2.0Lターボから2.4Lターボへ排気量を拡大する愚策はなんということでしょう。トヨタは、直噴ターボ技術を排気量の小型化に向けて洗練させる方向でなく、排気量拡大という従来の大排気量こそ正義の思想が生きている表れです。