スポンサーリンク

多段ATの時代にトルコンレス6AT搭載のデメリット

スポンサーリンク

2.4Lターボ デュアルブーストハイブリッドのスペック

最高出力:200kW(272ps)/6000rpm
最大トルク:460Nm(46.9kgf・m)/2000rpm
排気量:2.4リッター直噴ツインスクロールターボ
エンジン型式:T24A-FTS型
フロントモーター:82.9PS/292Nm
モーター型式:アイシン製1ZM(駆動・回生用のワンモーター)
トランスミッション:Direct Shift-6AT(トルコンレス)アイシン製、湿式多版クラッチ
リアモーター:80.2PS/169Nm
トルクスプリット:100:0~20:80
インバータ:デンソー製

実走行では6速のワイド感を感じます

当然、2010年以前に採用が多かった6速ワイドなシフトショックを感じます。2.4Lターボ単独のエンジン設定モデルがあるのですから、2.4Lターボ+ハイブリッドモデルは不要ですね。

本来、あるべきダウンサイジングターボとハイブリッドの組み合わせ

強力なモーターを前後に積んでいるのですかから、1.5L~2.0L程度にエンジンを小さくした本来のダウンサイジングターボとハイブリッドモーターとの相乗効果で燃費とパワーバランスを保つために、高級車に相応しいトランスミッションにコストを掛ける事が可能だったでしょう。

  • 低速域のトルクはモーターで補う(発信加速の得意なモータートルク特性を利用)
  • 多段ATとトルクコンバーターで、エンジンとモーターの切り替えをより柔軟に吸収しつつ、RXで900万超えの高級車らしい変速ショックフィールを保つ
  • 中高速域はターボのパワートルクで、カバーする(少なくとも200ps/300Nmもあれば十分)
  • これにより、スペック上もライバル欧州高級車と同等以上を確保できる
  • せっかくのハイブリッドを台無しにするチープかつ安易なトルコンレス6ATの採用