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マツダのロータリーHVがトヨタ次期MR2に載らない未来

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査定君
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「マツダのロータリーHVがトヨタ次期MR2に載る未来」という記事を見かけました。これは本当でしょうか。この真意に深堀します。

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トヨタがロータリーエンジンを採用することは有り得ない

過去、「『マークX』の代替となる新しいFRモデルに、マツダが開発した直6エンジンを搭載するという情報をキャッチ。」という記事がベストカーに踊りました。

毎度おなじみ、マツダがトヨタに頼る記事です。同じ次元ですね。

ロータリーPHEVの「IONIC SP」スペック

マツダICONIC SP発売の可能性を否定します
ジャパンモビリティーショー2023に登場したマツダICONIC SPに対して、驚きのメディア記事を見かけました。今後、マツダICONIC SP発売の可能性が低い理由を解説します。

読者に夢を提供するベストカー

ベストカーの信憑性とガセの実態とは?
ネット上、ベストカーの信憑性に疑問を持つ声が見られました。CG予想図で「答え合わせ」は可能なのでしょうか。ガセ、嘘ばかりなのか、独自の分析、洞察の内容を解説します。
spyder7記事の信憑性が疑わしいとの噂
Spyder7(スパイダー7)というサイトにて、この記事違うのでは?と疑問に思うことが多々ありました。専門サイトを日本語翻訳したレベルで、過去の背景や前後関係も調べずに単なる現実味の無いCG写真とスペックを載せるサイトが気になる方が多いよう...

今では、コンピューターグラフィクス(CG)が簡単に作れるようになってから数十年が過ぎ、ニューモデルと旧モデルを繋ぎ合わせたニコイチ画像が簡単に作れるようになりました。

もう、そのような記事を鵜呑みにする方は少なくなっていると思いますが、基本的に実車スクープ画像をベースとしたCGが掲載されるまでは、信用しない方が無難です。

海外CG画像をそのまま掲載するのは論外

特に海外サイトのCGクオリティが上がっており、それをスクープと称して掲載する媒体も多くあります。しかし、そのディテールは、実車スクープ写真すら反映できてない低レベルな画像も多いようです。

トヨタがロータリーエンジンを採用しない理由

プリウスPHEVの性能

  • 車両重量:1,570 kg
  • システム最高出力:223PS
  • 0-100km/h加速:6.7秒
  • すでにロードスターよりも早い加速を実現。プリウスの2ドア軽量版で十分でしょう。

マツダICONIC SPの性能

  • 車両重量:1,450 kg
  • システム最高出力:370ps
  • 2ドアクーペのコンセプトカーであり、簡素化・軽量化したスペックです。
マツダICONIC SP発売の可能性を否定します
ジャパンモビリティーショー2023に登場したマツダICONIC SPに対して、驚きのメディア記事を見かけました。今後、マツダICONIC SP発売の可能性が低い理由を解説します。

マツダMX30 REVの性能

  • 車両重量:1,780 kg
  • システム最高出力:242ps
  • 1ローター、FFモデルでこの車重。ICONIC SPが市販車となれば動力性能の低下は察して知るべし。
MX-30はダサい?売れない理由
MX-30がダサいとの声が多く聞かれます。売れない理由とは?ネット上では売れない・ダサイとの意見が多く聞かれます。その理由を徹底解説します。

エンジンの小型軽量化、ハイパワーなら自社製で十分

トヨタ、ダイハツにはコンパクトなエンジンがあり、あえてマツダ製ロータリーの供与を受けることなど、トヨタにとってプライドが許さないでしょう。
エンジンの静粛性、コンパクト製を除けば、燃費や耐久性に問題があるロータリーにメリットはありません。

マツダの記事は他メーカーとは一味違う:まとめ

「マツダのエンジンを他社がまねできない理由」
「ロータリー」はトヨタの次世代EVに採用決定 (東洋経済誌)

マツダのエンジンを他社がまねできない理由
2012年に生産が終了したマツダのロータリーエンジンが再び脚光を浴びている。今年1月、トヨタ自動車が発表した次世代の電気自動車(EV)「e-Palette Concept(イー・パレット・コンセプト)」に、ロータリーエンジ…

このような記事が経済誌を賑わせましたが、あくまでアライアンスとして参画し、レンジエクステンダーの発展も考慮しただけに留まりました。結果的にバッテリーEVモデルしか登場していません。定期運航のバスでは、電欠リスクが少なく発電エンジンを搭載する意味はありません。

過去のマツダ記事を扱うメディア傾向とは

要約すると下記の傾向になると思います。

  • マツダの技術は、誇るべきものがある。
  • スカイアクティブエンジン、ローターリーエンジンは、唯一無二の存在
  • マツダのテクノロジーには、誇るべきものがある
  • トヨタが採用して当然の技術だ。市販化も近い
  • この、まとめを信じるかは「あなた次第」